実物大の動く恐竜がリアルすぎ!愛媛県総合科学博物館は1日遊べるパラダイス!
記事作成日:2014/09/22 16:11:03 │ 最終更新日:2014/09/24 20:04:29
愛媛県新居浜市にある愛媛県総合科学博物館は、自然館、科学技術館、産業館、そして世界最大級のプラネタリウムを併設する1日では遊び足りないくらいの規模を誇るミュージアム。中でも博物館の目玉となっているのが、実物大の動く恐竜を目の前で見られるという迫力のパフォーマンス。
どこから見たらいいかわからない!という方必見のおススメスポットをご紹介します。
世界最大級のプラネタリウムの種類豊富な番組が魅力
愛媛県総合科学博物館の横に、球体の形が美しいハイブリッドプラネタリウムがあります。ドーム直径30mという世界最大級のプラネタリウムには、約65万個もの恒星を投影でき、まるで宇宙空間にさまよってしまったかのような迫力。また、全天周型デジタル映像投影システムによるCGを駆使したオリジナル映像もあり、あまりの臨場感につい体が動いてしまうほどです。
全天周デジタル映画は、常時3本ほどのプログラムがあるので時間とプログラム内容を調べ、常設展示を見る前に、チケットを買っておくといいでしょう。
今回筆者は「ダイナソートラベラーズ」を鑑賞。番組前半は今夜の新居浜の夜空や星座の紹介などの解説が行われ、ゆっくりとした時間が流れますが、いざ、映画が始まると、映画の主人公とともに恐竜時代にタイムスリップしたかのような錯覚に!映画の内容は実際に行って確かめてくださいね!
※1日に1回のみの上映プログラムもありますので、HPでご確認ください。
実物大の動く恐竜は子どもが泣き叫ぶほどの迫力
次は、館内の常設展示を見に行きましょう!
一押しは4階「地球ゾーン」にある実物大の動く恐竜!背が高いティラノサウルスと大きな角が特徴的なトリケラトプスは、皮膚の質感や模様などを忠実に再現し、さらにリアルに滑らかに動くようにするなど細部にまでこだわりぬいたというだけあり静止状態でも迫力満点。そしていざ動き始めるとまるで生きてるかのような躍動感!思わず、自分のほうに歩いてくるのではという錯覚を起し、少し引いてしまいます。あまりのリアル感に泣き叫ぶ子ども達も多数!
約10分間隔で突然動き始めるので、恐竜の近くで写真撮影をしているとびっくりすることもあります。ご注意くださいね。
また、10分後に恐竜は止まりますが、ティラノサウルスはそこから少しずつ形を変えていきます。最初は天井ギリギリまで首を伸ばし、その後、真ん中くらいまで首を垂れ下げ今にも食べられてしまいそうなほど大きく口をあけ、そして、最後は顔をお客さんが撮影しやすい位置まで下げてきます。
いろいろな角度を楽しむことができるので15分ほどは見学するといいでしょう。
「かぐや」ハイビジョンカメラによるリアル映像
4階には宇宙ゾーンがあり、宇宙のさまざまな疑問や宇宙誕生秘話、隕石の展示など宇宙にまつわる情報を知ることができます。本物の隕石にさわることもできるので実際にその質感を確かめるのもいいでしょう。
また、2007年9月、種子島宇宙センターから打ち上げられたH-11Aロケット13号機による月周回衛星「かぐや」の打ち上げの様子や、「かぐや」のハイビジョンカメラで実際に撮影された映像も見ることができます。月面からの地球の出、地球の入りを約4分半で見る映像はとっても神秘的。心地よい音楽が流れ、ゆっくりとした時間を感じることができます。
3階の「素のゾーン」では、宇宙服の展示やロケット発射の仕組みなどが展示されているので、あわせて行ってみてはいかがでしょうか。
日本最初の軽便鉄道の実物車両
3階にある機関産業ゾーンは、愛媛県の代表的な産業を機械、造船、農林などのカテゴリーにわけ、実物や復元資料を展示しています。
中でもひときわ目につくのが「坊っちゃん列車」の愛称で親しまれた伊予鉄道1号機関車の原寸大模型。日本最初の軽便鉄道として松山市内を走った蒸気機関車です。1車両12名の車内や操縦室に実際に入ることができるのでぜひ中に入ってみてください。
さらに、愛媛の果物で有名なみかん栽培の様子、また、日本が誇る産業遺産の遺構で東洋のマチュピチュとも言われる「別子銅山」の歴史や縮尺図なども展示しています。「別子銅山」に行く前の予備知識を入れるのにももってこいの展示スペースになっています。
最高時速500kmのリニアモーターカーを体験
3階「伝のゾーン」ではさまざまな体験ができます。ガラスを踏んで光を発したり、歩きながらホログラムを見ると中にいる恐竜が動いて見えたり、ハンドルを回して電気を作ったりと体験コーナーは数えきれないほど。
おススメ体験はリニアモーターカーの最高時速500km体験。ただ、映像を見ているだけなのにものすごく速く移動しているような錯覚を感じることができます。
また、変わり種で面白いのは、生のゾーンにある体験もの。無重力ミラーで自分が宙に浮いているような体験をしたり、光を反射させて絵を浮かび上がらせる魔境を見たり、サイコロ万華鏡の中をみて宇宙空間を体験したり・・・大人も子どもも思わず夢中になってしまう展示がたくさんあります!
お土産も面白い!
1日中いろんな遊び方ができる愛媛県総合科学博物館には、お土産コーナーももちろんあります。さすがに面白い展示をたくさん行っている博物館だけあり、お土産も多種多様。宇宙食や3Dの恐竜模型など普通のおもちゃ屋さんにはないものがずらり。筆者おススメは本物の化石と鉱物が入っている缶詰。どの種類が入っているかはあけてからのお楽しみです!
博物館来館記念にぜひどうぞ!
【愛媛県総合科学博物館】
住所:愛媛県新居浜市大生院2133-2
開館時間:9:00-17:30
休館日:月曜日
入場料:常設展示、プラネタリウムそれぞれ大人510円
※チケットはそれぞれ購入する必要があります。
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浮き草 ゆきんこ
総合旅程管理主任者、フォトマスターEX
トラベルライター、グルメライター
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