矢吹晋先生退休記念・


21世紀中国総研発足祝賀会


2004年5月15日 於:日本記者クラブ
 
 「矢吹晋先生退休記念・21世紀中国総研発足祝賀会」が2004年5月15日(土曜日)午後3時より7時まで内幸町の日本記者クラブ9・10階で120名の出席を得て開催されました。
  当日のプログラムに従ってその様子を簡単に紹介させていだきます。
 第一部 (10階ホール)記念講演会(司会:丹藤 佳紀先生)

講演会場 講演会場 司会:丹藤先生 開会の辞:中村事務局長
        
      (1)開会の辞
            21世紀中国総研事務局長 中村公省
      (2)検索付CD-ROM版『矢吹晋著作集』(私家版)の内容紹介
          21世紀中国総研事務局 西出雅
      (3)21世紀中国総研ホームページの紹介
          21世紀中国総研事務局 合田暁夫
      (4)矢吹晋先生記念講演          講演資料はここでご覧になれます
         「東アジア経済の持続的発展のために―――― 経済・環境・ナショナリズム」
      
講演会場 講演:矢吹先生 講演:矢吹先生

      (5)討論会「21世紀の中国研究について」          
     
青山 周先生 諏訪 哲郎先生 溝口 貞彦先生
スチーブン・ハーナー先生 許介鱗先生

 第二部 (9階宴会場)祝賀パーテー(司会:高井 潔司先生)。
      (1)開会の辞・乾杯音頭
          日中関係学会会長 中江 要介先生
      (2)祝辞
          キャスター 蓮 舫先生
      (3)祝電披露 
          三菱商事中国総代表 武田勝年先生ほか
      (4)矢吹晋先生への花束贈呈
      (5)閉会の辞
            21世紀中国総研事務局長 中村公省
      (6)しめ
            翻訳家 鈴木 博先生

司会:高井先生 祝辞:中江先生 祝辞:蓮 舫先生 宴会場
抽選会 矢吹先生へ花束贈呈 閉会の辞:中村事務局長 しめ:鈴木 博先生
 竹内 実先生からのメッセージ

 昨今の報道は針小棒大、些末(さまつ)な現象をおいかけて、あたかも巨大地震のくるまえぶれの微震のようです。はたして巨大地震は発生するのか。矢吹晋先生の頂門の一針(ちょうもんのいっしん)ともいうべき発言を期待し21世紀中国総研の今後の分析を見守りたい。
 きょう聞いた巷(ちまた)の噂では小泉首相が「参拝」をやめれば「新幹線」の受注はありうるだろうが、事故がおきない保証はないから「落札」しないがよい、というのです。いつのまに、こういう「安全志向」がはびこるようになったのでしょう。
 ことしのえと「甲申(きのえさる)」のさるの宛字に「イ(にんべん)」をつければ「伸(しん)」、のびるです。矢吹先生のつるの一声(ひとこえ)のもと、21世紀中国総研がおおいにふるいたつさまが、みえるようです。
 歩みは遅々(ちち)としていても、志(こころざし)は高くもちたい。会場にみなぎるであろう高い志から、わたしも元気をわけてもらいたい。
 本日の盛会を心から祝し、矢吹先生の今後の大活躍を祈ってやみません。

                                 洛北隠士(らくほくいんし) 竹内 実
                                 平成十六年五月吉日