楽天・ジョーンズ 四球&三振2年連続3桁!史上初の珍記録
スポニチアネックス 9月23日(火)10時56分配信
楽天の4番、アンドリュー・ジョーンズ外野手(37)の今季打撃成績が異彩を放っている。四球が107、三振が131で、ともに2年連続で3桁。慎重さと粗さの両面を持つ元メジャーの本塁打王が、今季も不思議な数字を残しそうだ。
【写真】ジョーンズに膝蹴りを見舞う星野監督
ジョーンズは来日1年目の昨季から、2年連続で100四球の大台を超えた。既に昨季を上回る107四球で、98年片岡(日)の持つ113四球のパ記録更新は時間の問題だ。一方で、喫した三振はリーグ2位の131。四球と三振がともに3桁に達した打者は9人目(12度目)で、2年連続ダブル3桁はジョーンズが史上初となった。
こうなると、打撃指標もかなり極端になる。打率は・226でリーグ最低。一方で出塁率は・393と、リーグ3位につけている。その差は実に・167。この2つの数値がこれ以上離れたのは、過去に王(巨=4度)だけしかいない。現時点で可能性は低いが、最低打率のまま出塁率のタイトルを獲れば、こちらも史上初の珍事になる。
今季のジョーンズのようにリーグ最低打率ながら、最多四球を選んだ打者が過去に1人だけいる。74年のクラレンス・ジョーンズ(近鉄)。打率・226は最低で、112三振、96四球、38本塁打はいずれもリーグ最多だった。日本では本塁打王を2度獲得し、引退後はブレーブスで98年まで打撃コーチを務めた。当時のブ軍で才能を開花させたのがアンドリュー。40年の時を経て、接点のある同姓の打者が同じような成績を残しているのは奇遇といえる。
最終更新:9月23日(火)11時45分
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