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外相 ガザ復興に20億円超支援表明9月23日 10時34分
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ニューヨークを訪れている岸田外務大臣は、パレスチナ支援に関する閣僚級の会合に出席し、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘で大きな被害が出たガザ地区の復興に向け、日本として、新たに2000万ドル規模の支援を行う意向を表明しました。
この会合は、ニューヨークで開かれている国連総会にあわせて、日本時間の23日朝開かれ、パレスチナ支援に関わっているおよそ30か国の外務大臣らが出席しました。
このなかで、岸田大臣は、パレスチナ暫定自治区のガザ地区で、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスとの間で50日間にわたり、激しい戦闘が続いたことについて、「多くの市民が犠牲になったことは極めて遺憾だ。地域全体が一層不安定になる可能性もあり、国際社会は中東和平問題に一層真剣に取り組まねばならない」と述べました。
そのうえで、岸田大臣は戦闘の結果、大きな被害が出ているガザ地区の復興に向け、日本として、新たに2000万ドル(日本円にして20億円)を超える規模を念頭に支援を行う意向を表明しました。
外務省によりますと、現地からは食料や水の支援や、破壊された学校や病院の建て直しなどの要望が寄せられているということで、今後、具体的な支援の内容を調整することにしています。
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