会員の皆さまには日頃より在特会へのご支援ご協力を賜り誠にありがとうございます。
このたび、在特会副会長の職を務めてまいりました新井知真氏より副会長職を辞する旨と退会の申し出があったため、これを受理し同氏の副会長職離任と在特会からの退会を発表いたします。
実は今年九月下旬にこの申し出がありました。
その後、慰留に努めましたが同氏の決意が変わらないとの最終回答をいただいたため、在特会発足から一年にあたる節目で退会という形になりました。
元在日という特殊な立場から厳しい声を浴びることもあった中で、IT関連担当の副会長として一年間その職責を全うしてくれたことに心からの感謝を表します。
新井氏が会の発展に果たした役割は極めて大きく、たとえこれからお互いに進む道が違ったとしてもその功績は何らとして色あせることはありません。
在特会として改めて新井知真氏の会への貢献に感謝をささげるとともに、同氏の今後のさらなる活躍を祈念します。
同氏より退会にあたり会員の皆さまへ宛てたメッセージを頂戴しましたので下記にそのまま掲載します。
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在特会の皆様へ
このたび、私は在特会を脱退することを決めました。
在特会の理念やあり方に疑問を感じ始めたことと、個人的な環境の変化、また昨年に崩した体調問題がまだ完治していないこと、などが理由になります。
会に参加した当初から、特別永住資格は在日の特権だというふうに考えていましたが、果たしてそれは本当なのかどうか。ということをもう少しじっくり考えたくなりました。今の私の状態は右に振り切れた針がまた左に向かって戻っていっている状態です。それ自体はなんら問題はないことですが、在特会の要職にある人間のしていいことではないと考えるに至りました。
会を取るか、自分の思考の自由を取るかを検討し、自分の思考をとることにしたのです。
副会長という要職を辞することは桜井会長をはじめ様々な人にご迷惑をかけるであろうことは理解していますが、在特会の要職に会の理念に反する者がついてはならないことであります。
短い間ですが、お世話になりました。
これからの在特会の活動に光多からんことを祈ります。
2007/12/02
新井知真
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会則第七条及び第八条に基づき在特会執行役員会は以下の通り執行役員の人事を決定しこれを公知する。
在特会会員新井知真の副会長職を解くとともに、当会からの退会を決定する。
理由:本人よりの申し出による
平成19年12月8日(土) 在特会執行役員会