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川内原発の再稼働に反対する集会9月23日 17時46分
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鹿児島県にある川内原子力発電所について、原子力規制委員会が再稼働の前提となる審査に合格したことを示す審査書を決定したことを受け、東京で再稼働に反対する集会が行われました。
集会は、反原発の活動をしている市民グループが東京・江東区で開きました。
参加した作家の大江健三郎さんは「原発事故から3年半がたったがその反省はなされず、十分な防災計画や避難計画を作らないまま、川内原発の再稼働を進めている」などと政府の対応を批判しました。
また、鹿児島県で原発に反対する活動を行っている市民団体の代表者らが「規制委員会が川内原発の審査書を決定し、現地は緊迫している。再稼働を断念させないといけない」などと訴えていました。
そのあと参加した人たちは、「原発はいらない」などと書かれたプラカードを掲げながら周辺をデモ行進しました。
川内原発を巡っては、新しい規制基準に適合したことを示す審査書の決定を受けて政府が再稼働を進める考えを示し、今後の地元、薩摩川内市などの同意の手続きに注目が集まっています。
宇都宮市から親子で参加した45歳の男性は「核のゴミの最終処分場も決まっていないなか、川内原発も含めて、子どもたちの世代の重荷となる再稼働は反対です」と話していました。
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