小さなパン屋 ベーカリーハウス アルジャーノン

原発事故の影響で避難生活をしています。が仮設店舗にて元気にパンを作り続けています。

お知らせ(1)

自分の友人の会社が新たにハワイウォーターの代理店を始め、この度、アルジャーノンも契約し店舗にサーバーを配置させてもらう事になりました。

試飲させていただいて本当に美味しいと思い、置く事を決めました。

美味しいお水とお湯がサーバーから出ますので、どなたでもお気軽にご試飲下さい。
(お子様をお持ちの方は、お湯の方は十分お気を付けて下さい。インスタントではありますがコーヒーをご用意しましたので、宜しければお声をおかけ下さい)

同時に、ペットボトル240mlのペットボトルも販売しています。現在、このボトルを販売しているのは、東北ではアルジャーノンだけだそうです。(今日現在)関東では、ナチュラルローソンで販売してるそうです。

昔は、水を買うなんて考えられなかったのですがね。田舎だったからですかね?
それが今では、水を買うのが当たり前になりましたよね。

特に、福島では・・・。

安心、美味しい水のハワイウォーターは、ご家庭でもレンタルできるそうです。
興味のある方は、代理店の方をご紹介いたしますので、お気軽にお尋ね下さい。

がっかりです。

楢葉町に自由に入れるようになって、昨日で1ヶ月。震災から、今日で1年半。

楢葉町に昨日行って来ました。店に入ると、異臭と雨漏りで、床がべコベコになっていて、いく度に被害が大きくなっていて、がっかりするのですが、どうする事もできません。町の行政は、商売を再開しても良いと軽く言ってくれますが、住民もいない状態、除染も進んでない状態で、どうやってやれと言うのでしょうか?(除染の効果はほとんどないそうです)もちろん、再開できた業種の方もいらっしゃるし、そういう方々がいないと困るのも解ります。

が、楢葉では再開が難しい業種もあることを理解して欲しいものです。
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写真は現在の自宅の庭の状態と、店の状態です。

下の2枚は、総合グランドの野球場とサッカー場の写真です。一年半前は、綺麗な芝生で、なでしこジャパンの、鮫島選手や丸山選手が普通に練習してたんですがね。

そして、津波の被害があった場所も手つかずのまま。これが、楢葉町の現状です。

お月見うさぎ記事タイトル

今年の十五夜(中秋の名月)は30日です。

今週から始めて、今月いっぱいの期間限定の商品です。(12月には、雪だるまに変形します)

                
               お月見うさぎです。

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低温でじっくり焼き上げました。生地はもっちもっちで中身はチョコクリームです。
中身は、クリームでもジャムでも何でも変えられますので、お気軽にお声を掛けて下さい。

お知らせ

今年の夏は、本当に暑かったですね。毎年、夏は忙しくなくなるのですが、今年もやはりお客様の来店が少なくなってしまいました。そんな暑い時でも、行列ができているパン屋さんは、数多くあるので、お客様に来店頂けないのは、自分のパンに原因があるのかもしれません。もっと精進しなければ。

お知らせです。今月17日(お店は休みですが)福島県赤十字血液センターいわき主張所で献血にご協力いただいた方にアルジャーノンのパンを先着150名様にお配りいただける事になりました。もちろん、パンは当日焼き上げたパンをお持ちいたしますので、ぜひ献血にご協力ください。

先日、去年東京で働いたパン屋で一緒に働いたパートさんが、わざわざ仮設店舗に来てくれました。
最近まで、破産したパン屋で働いていたそうですが、店名を元の名前を戻す事になり、チラシをまくように言われその内容が、「原発事故で安全な材料が入手困難になった為休んでいたが、元経営者が一年かけて海外で、無添加で安全な材料が入るようになった為、名前を元に戻して営業を再開する」と言った内容だったらしく、こんな嘘はやめた方がいいですよ言ったところ、クビになったそうです。去年、自分が残らなかった為、代わりに残った若い従業員も何ヶ月も給料を払って貰えず、結局やめたそうです。従業員に電気代を借りたり、給料を払えないでいる人間が、海外で材料等買付できるでしょうか?本当に呆れてしまいました。どこまで、福島を馬鹿にすればいいのでしょうか?

もし、あのパン屋が安全な材料が日本では、入手困難だというのであれば、日本のパン屋さん全部が危険な材料を使っていると言う事になりますね。アルジャーノンのパンも福島や全国であの経営者のもとで、無添加パン?の修行をした弟子達みんな危険な材料を使っているのでしょうね。

いい加減、嘘八百はやめたらどうですか?http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1070588215http://kaiten-heiten.com/lysdor-mitsu/

夏季休業のお知らせ

13日(月)〜17日(金)まで誠に勝手ながら夏季休業とさせていただきます。

17日は、翌日の仕込みをやっていますので、御用の方はご連絡下さい。

その他、今月の定休日は、20日(月)と27日(月)28(火)となっております。

警戒区域から避難指示解除準備区域へ

楢葉町が8月10から、警戒区域から避難指示解除準備区域へ設定されます。
これからは、自由に町に立ち入る事ができるそうですが。

喜んでいる方も、いらっしゃるとは思いますが、なぜこのタイミングなのでしょうか?
楢葉町は、放射線量が比較的低いと言われていますが、先に警戒区域から避難指示解除準備区域になった、川内村や相馬市小高区等では、除染の効果が思ったより上がらず,除染の仕事をやっている知り合いでさえも、あくまでパフォーマンスだと言っています。
警戒区域から避難指示解除準備区域へ設定する前に、除染やインフラ整備が完全に終わってからでも、遅くはないと個人的には思います。

それに、肝心の第一原発が、全く持って安定なんかしてない状況で、なぜ、急いで住民を戻そうとするのでしょうか?
原発で働いている人達から、話を聞く機会があり、本当の第一原発の現状は、とてもここでは書けない様な内容でした。政府が、収束宣言を出したにも関わらず、地元ではあんなものを信じている人は誰もいません。
以前、町との懇談会の席で、政府の人間が、今地震が来ても絶対に安全だと言って、非難の嵐を受けていましたが絶対、安全と言っていた結果がこの有様なのでは?これから、絶対にあの様な地震や津波が起こらないと言い切れるのでしょうか?

あまりにも、原発について無知だった自分と、生まれた時にはあった原発。今、考えると知らないと言うことは幸せだったのかもしれませんね。(事故が起こる前の話ですが)

安全。安全と言うならば、野田首相はじめ、政治家の皆さん、東電の幹部職の皆さん、警戒区域にどうぞお住まい下さい。

有難い事です。

開店をして早一か月以上が経ちました。

開店当初の慌ただしさも落ち着き、少し落ち着いて仕事ができるようになってきました
やっと、新しいオーブンにも慣れてきて安定した品物が出せるようになってきましたが、
(機械等々は、新しいからいいわけではなく、その機械の癖をつかむまでが大変なのです。)

楢葉で、人気があったメロンパンが、思い通りに焼けず悩んでいるところです。原因は、作業場の湿度の多さにあるのですが、それを如何に克服するかが、今後の課題です。近日中に、克服します。七月から、新しいパートさんも決まり、自分と姉と三人のパートさんが現在、働いています。
三人共、初めてのパン屋での仕事で、想像と違って力仕事が多く、結構ハードな作業なので、かなり疲れると思いますが、一生懸命やってくれているので、助かっています。パートさんの力は大きいですからね。
5月から働いてくれているパートさん達は、開店当初の忙しい中、文句も言わず働いてくれて有難く思っています。

開店の時に、2回目の開店という事もあり、お祝いやお花等は、受け取らないつもりだったのですが、有難い事に、想像以上に皆さんが、お祝いに駆けつけてくれて、驚くやら嬉しいやら、忙しくてちゃんとあいさつができずにすいませんでした。この場を借りて、お礼申し上げます.仕事にも関わらず、休み時間や仕事を休んで駆けつけてくれた友人達。体調が悪い中、埼玉から来てくれた叔父叔母。津波で家を流されてしまい、自分以上に大変な思いをしているにも関わらず、お祝いを持ってきてくれた友人等。なんで、自分なんかの為にお祝いしてくれるのか解りませんが、本当に色んな人に支えられて、店を再開できた事を感謝したいと思います。


そして、一番感謝したい方は、お隣のスーパーの社長さん根本さんです。
店を、再開できるようになったのは。社長のおかげで、色んなアドバイスをいただいて日々お世話になっています。
偉ぶるところなんか全くなく、いつも笑顔で自分なんかを相手にしてくれている社長に頭が下がります。


ネモトさんでは、無料配達もしていらしゃるので、いわきの方は是非、お買い物をされてみては?
新鮮な魚やお肉がお買い得です。従業員さん達も明るく、元気で素敵な人達なので、(もちろんアルジャーノンの従業員も負けていませんよ)誠実な人柄の社長さんが経営されているお店なので間違いありませんので,アルジャーノン共々宜しくお願いします。


お知らせ

おかげ様で、オープンしてから連日沢山のお客様にご来店頂いております。

有難うございます。

現在、朝2時半から夜7時前後まで休憩も取れない状態で仕事をさせていただいているので、
帰ってから、パソコンを開く事も出来ない状態ですので、メールやブログのコメントが遅くなってすいません。
暫くすれば、落ち着かとは思いますが、予めご了承下されば、幸いです。

お知らせです

営業時間は  朝9時〜6時です。 ご予約も、可能です。

定休日は   毎週月曜日と第2・4の火曜日です。

宜しくお願いします。

いよいよ、再オープン

いよいよ、今週金曜日、6月1日
ベーカリーハウスアルジャーノン、再オープン致します。

バタバタと、忙しい毎日を送っています。不安と焦りもありますが、

それ以上に、パンを作れる喜びを感じています。

皆様に、喜んでいただけるパンを作りますので、宜しくお願いします。

アルジャーノン再OPENします。(かなり長い文章です。)

あの3月11日から、もう一年以上が経ってしまいました。
地震・津波によって、尊い命が失われ、例えの様のない悲しみにくれた一年だった気がします。安易に、安ぽい言葉で亡くなられた方や被災した方に向かって、この様な文章を書くとお叱りを受けるかもしれませんが、素直な自分の気持ちです。

自分にとっても、怒り・悲しみの一年でした。信じられない位の多くの方が亡くなられ、災難に遭い家を流された方に対しての自分は、何もできない悲しみ、動かない怒り。

そして。変わり果ててしまった福島。その原因を作ったと東京電力に対しての怒り。
初めて、一時帰宅を果たせたのが10月。余りにも変わり果ててしまった町並・家・店。自分の店に入った瞬間からただ、泣く事しかできず、使用できなくなってしまった、機械・道具を前に本当に泣いていました。10年間自分なりに頑張ってきた店が、何の前触れもなく東電によって潰されたのが改めて解った瞬間でした。もしかしたら、何年か後に、楢葉で再開できればと淡い期待をしてたのが、完全に無理だと解らされた日でした。荒れ果てた自宅の敷地,町並み。誰も住んでいない生まれ育った町。すべてが異様な光景でした。

それから、精神的に落ち込み、眠れなくなり、病院で安定剤と睡眠薬を処方してもらい、現在はなるべく飲まないようにはしていますが。能天気な自分には一生縁のない薬だと思っていましたが、なんか笑っちゃいます。

11月に福島に戻って来て、本当に先が見えず、死んでしまいたいと思った事がありました。自分は、死ぬなんて言う奴に対しては偉そうに怒っていたのに、まさかそんな事を思うなんて意外でした。そして、生きたくても生きれなくなってしまった人に対して失礼極まりない事だと気づき反省しました。本当にこの一年泣いてばかりで40にもなったオッサンが一人で泣いているなんて想像しただけで、不気味ですよね。でも、辛かった。

そんな矢先、楢葉でもお世話になっていたネモトスパーの社長さんからいわき市の上荒川の楢葉町の仮設住宅内の、仮設店舗で一緒にやりませんかお誘いを受け、この申し出をお受けしたのですが、色々悩んで、悩んで結論を出したのですが、そこからが又、、大変でした。(根本さんには本当に感謝しています有難うございます)

仮設店舗を営業するのに、国との契約・町との契約・町がいわき市から借りる土地と契約。そして、何より東電のせいで、使用できなくなってしまったオーブン等と備品。運営資金合わせて1500万円を借りるのに県とのヒヤリング等、本当に疲れました。改めて11年前に店をやった時は怖いもの知らずで、良くやったなぁと自分で感心しました。1500万円。パン屋の設備にはお金がかかります、ましてや仮説店舗は2年が契約期間。その先の事は全然未定です。楢葉はいずれ避難地域解除になり、徐々に帰られる方もいるかと思いますが、だだでさえ人口が少なかった上に、半分以上の住民は、戻りたくても戻らない人が多くいると聞いていますし、今まで南相馬方面から来て下さったお客様は、原発事故の影響で、道路が寸断されてますし、いわき方面から来てくださったお客様が、わざわざ原発がある方面に買い物に来ることは思えませんし、ネットにしても福島のパン屋で買わなくてもいいはずですし、どう考えても楢葉で再開する事は不可能でしょう。四方八方塞がりで、仮設の店舗にお金をかけるなんて馬鹿だと言う人もいます。が応援してくれる方もいらっしゃいます。

東京電力では、新規購入した物に対しては自分の資産になるので、賠償は1円もできないと訳の解らない言い分で言っていますが、そもそも、機械・備品・店舗を使えなくしたのは、誰のせいなのか?天災による事故ならあきらめもつきますが、到底納得が行かないし、納得しません。だからと言って、店を再開するのを諦める訳にはいきません。福島に戻って来たのも、あまりにも福島が悪く言われるのが悲しくて、悔しくて戻って来たのに。福島で少しでも自分が頑張れればと思って帰って来たのに、東電の理不尽な態度に屈してたまるかといった感じです。

福島は、現在も、これから先もずっと放射能の汚染の事で悩み、苦しむでしょう。そして、多くの人が福島から離れて行ってしまうでしょう。離れたくても様々な理由で、離れられない方・離れたくなくても離れざるを得ない方。福島で頑張って行こうとする方。どの選択も正しいと思います。可哀そうなのは、子供達やペット・家畜等です。いきなり友達と離され、知らない土地で嫌な思いや寂しい思いをした子供達が大勢います。福島に残った子供も外で遊ぶ事もままならず、親御さんは、福島にいる事を悩み続けている方が、本当に多くいます。答えがないのに悩まなければいけないのは本当に辛い事です。ペットにしても、仮設では飼えない所が多いので、施設に預かってもらったり、引き取り手がない多くのペットがいます。家畜に至ってはいずれ殺処分される物がほとんどだと聞いています。また、津波で家を流されてしまった方や亡くなってしまった方も大勢いらっしゃいます。行方不明の捜索もままならい現状を東電と国はどう思っているのでしょうか?そういった思いをされている人に比べれば自分はまだましだと思います。そして、自分はもう一度、福島で頑張ると決めました。2年後、その先数年後、どうなっているか解りませんが、落ち込む事はいつでもできる。そう思って頑張ります。

長々と、又、訳の解らない長文章になってしまいましたが、ベーカリーハウスアルジャーノン6月1日(予定)
再OPENします。

場所は,福島県いわき市平上荒川後沢 いわきならは村ふれあいひろば内仮設店舗です。
現在、ネモトスーパーさん、美・理容室(5店舗交代制)で営業しております。美・理容室さんは、通常料金より安くサービスはそのままに、営業されてます。ネモトさんも、無料配達等をされて、大変喜ばれています。
そんな中に、少しでも相乗効果が生まれられるように、自分も頑張らしてもらいます。こんなに、長い間パンを作らなかった事がないので、不安もありますが、5月半ばには試作ができるようになると思うので、OPENまでひたすら作って、感覚を戻したいと思ってます。

現在、パートさんを若干名募集しております。ようやく、PCをドコモから借りたので、問い合わせは

zzu8363h67ddf2gdp8hh@mopera.net までお問い合せ下さい。

それと、随時、お嫁さん募集しております(笑)性格と頭と顔は悪いですが、(良いとこ無いですが)それでも、良いと言う、奇特な方いないですかね〜。

とにかく、アルジャーノンは元気で前向きに頑張っていますので、応援してくれる方は、応援して下さい。では、又、正式にOPENが決まりましたら、ご連絡致します。

最後に、東電の事を許せない気持ちは変わりませんが、そこでは働いている方一人一人は、親戚・友人・お客様は、良い方が沢山います。その人達を攻めるつもりはありません。でも、それとこれは、別に考えないと文句も言えないので、ご理解を。
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