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原発再稼働 国際社会に理解求め9月23日 4時54分
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IAEA=国際原子力機関の年次総会に出席した山口沖縄・北方担当大臣は、原子力発電は時間帯にかかわらず、一定の電力を供給する重要な電源だと説明し、原子力発電所の再稼働を進めていく方針について国際社会に理解を求めました。
IAEA=国際原子力機関の年次総会は22日、本部のあるオーストリアのウィーンで始まり、日本から出席した科学技術政策を担当する山口沖縄・北方担当大臣がおよそ160の加盟国の代表らを前に演説しました。
この中で山口大臣は原子力発電を時間帯にかかわらず、一定の電力を供給する「重要なベースロード電源」と位置づけた「エネルギー基本計画」を説明し「現在、停止している原発について、原子力規制委員会が新しい安全基準に適合すると認めた場合には再稼働を進めていく」と述べました。
そのうえで、新基準の審査に初めて合格した原発となった鹿児島県の川内原子力発電所を再稼働すると表明し、原子力発電所の再稼働を進めていく日本政府の方針について国際社会に理解を求めました。
一方、東京電力福島第一原子力発電所について、4号機の使用済み燃料プールから燃料の取り出しを続けるなど、廃炉に向けた対策が進んでいると強調したうえで、今後も透明性を確保しながらIAEAや関係国と連携して対応していく姿勢を強調しました。
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