Fuzzy Logic

時事ネタ、音楽、映画、本、TV番組などなど、幅広く適当に語ります。

非モテなぼくの「精神のダークサイド」の合言葉は『どうせ』だった。

最近ドはまりしているブログがあります。それがこちら。


Girls Not Found

正直言って、ぼくはどちらかと言うと非モテ側の人間です。

小中高大加えて社会人まで含めて、女性とお付き合いした経験はたった一回のみ(つまり今の奥さん)。ナンパなんてしたことないし、数回だけ敢行したコクハクも玉砕してばかり。マジで高校生、いや大学生の時にこのブログに出会っていたかった。そしたら人生変わってたかも。良い方にか、悪い方にかはわからんけど。

これ書いてる人はきっと仕事も出来て物凄く頭の良い人なんだと思う。論理的な展開や、冷静な分析、高い文章力、何より人間に対する観察力が素晴らしい。

男と女は違う生き物だから、どこまで行ってもわかりあうことは難しい。しかし、出会うこと、出会いを昇華させることはきっと誰にだって出来る。それはけして難しいことじゃなくてちょっとした考え方の転換なんだよ、と粘り強く読者に語りかけてくれるブログなのである。

僭越ながら、お気に入りの記事をいくつか紹介させていただきたいと思います。




ネタとしては良さげだと思っていたのに、結局失敗したオープナー達を紹介してみる - Girls Not Found

本日投下されたエントリ。一部引用させていただきますが、

馬鹿野郎がw


「カッコつけてる」んじゃなくて、「カッコイイ」んだよ、俺は。


街で歩く他のどの男よりもスペックが高く、カッコイイ。
俺に声をかけられる女は幸せだ。


それくらい思わずに、ナンパができるか!


街に出るときは、鏡に向かって「俺以上にイケてる男は存在しない。絶対に今日の俺はイケてる」と自己催眠をかけるのがオススメだ。
ちなみに、会社に行く前は、「今日も謙虚に、みんなのために頑張ろう」って思うこと。
街で自信満々な男は女に好かれるが、会社で傲慢な男はみんなに嫌われるからな。


切り替えが大事だ。

本当これ大事。ぼくはナンパはしたことないけど、ナンパする人はこういう気持ちでナンパしてるんだなぁと素直に感心した。割とマジで。

あと、このエントリの前の記事あたりで言及されている「ウケる技術」はぼくも5年くらい前に読んだことがあります。ぼくの場合は、ある事情から毎週毎週見ず知らずの他人を会話で繋ぎ止めなければならない(ナンパではない)、という無理難題に挑んでいたことがあり、その勉強のために読んだ。結局深くは研究しなかったけど、頭の良い人ならこんなに実地に生かせるもんなんだなあと思った。ちなみにぼくはあまり生かせなかった。




非モテコミットしてる男のFacebookの投稿はまじでひどい - Girls Not Found

このエントリで言及されている「非モテ」について、筆者は厳しめに批判しているんだけど、ぼくは物凄く共感できる。なぜならぼくも彼と似たようなものだからだ。FACEBOOKは怖いからやってないし、ノロケも(基本的には)しないんだけど。仕事やんなくなるのは良くない。

まぁディスるかどうかは人によりけりだけど、「自分を持ってた方がいい」ってのは、これは何でもそうだよね。「自分の芯がある人間」は魅力的に見えるものだ。彼女らが言う「優しい人がいい」っていうのは、別に「自分の意思を殺して私に尽くせ」ってことじゃないんだよな。まぁそういう人もいるかもしれないけど。




童貞のクセに夢見てんじゃねぇ! - Girls Not Found

これは確かに。北方謙三氏の「ソープに行け」じゃないけど、一度「分かった」と思えれば(錯覚すれば)、その対象に対する恐れはある程度消えるものだ。




女が本命男の部屋に行った時に奪うべきたった一つのもの。あるいは、結婚するための心構えについて。 - Girls Not Found

これは笑った。合鍵は確かにヤバいだろうな。

この相手の方との対話はかなり擦れ違っている気がする(そもそも住んでる世界が違ってそう)んだけど、男性視点から見た「結婚相手に求める条件」というのは、これは大いに頷けます。確かにこういう人と結婚したいと思ったし、実際そうなってる。




大丈夫。恋愛は、涙の数だけ強くなれるよ。 - Girls Not Found

このブログは全て、その「非モテの友人」に向けて書かれているんだそうな。

自分の経験が、ブログを通じて、誰かの役に立てますように。


非モテは、100%確実に不幸になる。
でもその不幸は、避ける事ができる不幸だ。


だから、そんな不幸は、さっさと無くしてしまおう。


まずは、一歩を踏み出す勇気から。
変わろうとする、決意から。

自分がいわゆる「モテない」人間であることは、スクールカーストに照らすまでもなく理解していた。「どうせ自分なんて」と不貞腐れ、一体どれだけの機会を逃してきたんだろうか。

幸い僕は色んな周囲の状況に助けられ(このブログの筆者のように、まるで先生のように恋愛をコーチングしてくれた友人もいた)、なんとかそういう「精神のダークサイド」から脱出することが出来た。

恐ろしいことに「精神のダークサイド」に落ちている間は、恋愛にしろ仕事にしろ、本当に何をやってもダメだ。なぜダメなのかというと、自分で勝手に自分自身を否定してしまっているからだ。

どうせ俺なんて。

どうせ、どうせ。

その言葉を繰り返すたびに機会を逃し、周囲から人は去っていく。

自分の経験から言うと、考え方は一気には変わらない。きっかけはいくつもあったけど、最終的には自分自身に対してどれだけ素直に、ポジティブになれるかどうかだと思う。

バカ正直である必要はないが、素直であること。素直さを忘れなければ、きっと人はどれだけでも、自分が望む方向へ変わっていけるんじゃないだろうか。



そんなわけで、これからもぜひ「Girls Not Found」さんをウォッチしていきたいと思います。


ウケる技術

ウケる技術