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法務省に不正アクセス 個人情報流出か
9月22日 20時33分

法務省や各地の法務局をつないでいる事務処理用のシステムに外部から不正なアクセスがあったことが確認され、法務省は内部文書や職員の個人情報などが流出した可能性も否定できないとして、状況を詳しく調べています。

法務省によりますと、法務省や各地の法務局をつないでいる事務処理用のシステムで、今月5日、法務局のパソコンから、通常は業務を行っていない夜間に外部と通信するなど、不正なアクセスがあったことが確認されたということです。
このシステムは、法務省や各地の法務局がメールで事務連絡を行ったりデータベースやファイルを共有したりするために使われていて、不正なアクセスは複数のパソコンやサーバーでも確認されたということです。
法務省によりますと、これまでのところ登記などの業務に使用している別のシステムへの影響はなく、外部への情報流出も確認されていないということですが、内部文書や職員の個人情報などが流出した可能性も否定できないとしています。
このため法務省では、不正アクセスがあったシステムのインターネット通信を遮断して状況を詳しく調べるとともに、警察とも協力して原因を調査しています。

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