こだわり抜かれているウェブデザインを多く見ることは想像力を豊かにしてくれると思う。本当にクリエイティブでクオリティの高いサイトを見ると「自分も何かを作りたい!」と創作意欲が強く刺激されることもある。
今回はぼくがここ数年間で見てきたウェブページの中で、創作のモチベーションを高めてくれたものをまとめて紹介しようと思う。
1. AMP MUSIC
最近のお気に入り。アフリカのストリートミュージックを取り扱う音楽レーベル「AMP MUSIC」のウェブサイト。スマホで見ると、アニメーションや音楽の再生がないが、それでも配色や全体のバランスが洗練されている。
2. UNIQLO INTRODUCTION
サイトの始まり方から、マウスオーバー時の動きまですべてが群を抜いてカッコイイウェブページ。流れてくる衣服や写真の流れまでこだわり抜かれている。作業用音楽で聞いていたいほど、BGMはリズミカルで心地が良い。これもPCで見ると良い。
3. IS JAPAN COOL?
ANAが外国からの観光客誘致のために企画した『日本』プロモーションサイト。トップページに流れる音楽がたまらない。これについては是非PCで見てもらいたい。
4.心の旅時計
朝日新聞のデジタル広告「心の旅時計」。佐々木希が主役の日記形式のストーリーになっており、大きく表示される写真の上に文字が点々と表示されていく。文字の入り方から写真の質まですべてが完璧。インターネットでこういう見せ方が出来るのかと驚かせてくれる秀逸なウェブページ。
5. Beatbox Academy
カナダの音楽ツールを紹介するウェブページ。『BASS』や『SNAERE』のボタンを押すと、ドラムが振動し音が鳴るようになっている。Flashが使われていないのが素晴らしい。
6. LIX - The Smallest 3D Printing Pen in the World
ボールペンのプロモーションサイト。下にスクロールしていくと、ペンで書いてるかのように線が伸びていくという素敵な発想。最近はやりの1ページ完結型のウェブデザインで、見るのがとても楽。
7. MyProvence Festival
トップページは背景がアニメーションで、その上に白抜きの文字。最近流行りのデザイン構成だが、このページはそのお手本とも言えるクオリティの高さ。音楽がアニメーションと合っていて、引き込まれる。またクリックしたときのページの動きなど細かいところまでかっこいい。
8. Gilgul Culinary Productions
最近、巷ではやりつつある「画像の一部分だけがアニメーションで動く」シネマグラフ。
そのシネマグラフをうまく使ったフードプロダクトのウェブサイト。食べ物×シネマグラフはこれから流行るような気がする。食べ物から出る湯気だけ動きをつける、などの編集をすればより食べ物を美味しく見せることができるはず。
9.Secret Study
ライブなどのイベントプロデュース会社のウェブページ。トップページの中心にダイヤ型のナビゲーション・メニューが配置してあり、クリックでページがスライドしてコンテンツが表示される。斬新だが、直感的で見やすくユーザーファーストのデザインだと思う。
10. Sebañado photographies
海外の写真家のポートフォリオサイト。文字をほとんどいれないシンプルな写真の見せ方がおしゃれ。
11.bikke
ファミリー向け自転車製品の販売サイト。スクロールすると、カラフルなかわいいイラストや文字が次々と表示される。たくさんの情報が詰め込まれているが、楽しく見ることができる素敵なサイト。
12. Wing Cheng
制作会社のウェブサイト。ノート(手帳)のイラスト背景を用いた立体的な見せ方が面白い。
13. LETTERS, INC.
すべてのコンテンツが線だけで構成されているアーティスティックなウェブページ。幾何学模様がヌルヌルと動いてる様子は見ているだけで面白い。
14. Nu Nomen Boutique Studio
綺麗に整列された美しい写真と、美しいタイポグラフィーの組み合わせが爽快。サイトの動きが軽く、サイトを見ていて気持ちが良い。
15. のらもじ発見プロジェクト
古い商店街の味のある文字をフォント化して残していく「のろもじプロジェクト」。文字を入力すると、看板の文字が反映されて変わっていく。プロジェクトといいウェブページといい素晴らしい発想。
素敵な発想のウェブデザインを見ていると、インスピレーションが刺激されて何か作りたくなりますね。