2014.9.22 05:02(1/2ページ)

木久扇、笑顔で仕事復帰「やっぱりいいもんですね。座布団は」

約2カ月ぶりに仕事復帰した林家木久扇(中央)。林家たい平(左)、林家木久蔵と笑顔でトークを繰り広げた=埼玉・行田市

約2カ月ぶりに仕事復帰した林家木久扇(中央)。林家たい平(左)、林家木久蔵と笑顔でトークを繰り広げた=埼玉・行田市【拡大】

 7月下旬から初期の喉頭がん治療で休養していた落語家、林家木久扇(76)が21日、埼玉・行田市産業文化会館で行われた「行田寄席」に出演し、約2カ月ぶりに仕事復帰した。

 通院による約1カ月半の放射線治療を経て、19日に完治を発表したばかりの木久扇は、レギュラー出演する日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)でおなじみの黄色の着物姿で登場。会場の約500人から「師匠、お帰り~」の歓声が沸き起こると、木久扇は両手を挙げて笑顔で応えた。

 木久扇は現在、のどの患部に残るかさぶたの影響で声がかすれているため、この日は大事を取って高座は行わず、「笑点」メンバーの林家たい平(49)と長男の落語家、林家木久蔵(38)の3人で約15分間のトークを展開した。

 用意された座布団に座ると「やっぱりいいもんですね。座布団は」と第一声。放射線治療について「長くやると患部以外も焦げちゃうから1日3分」と説明すると、「(桂)歌丸師匠なら、すぐ焦げちゃうけどね」とニヤリ。さっそく“笑点ネタ”で笑わせた。

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