こんにちは、ちるちるです。
毎日使うスマホには毎日新しいデータが入ってきます。iOSの場合だと標準機能のiCloudで特に気にしなくても自動でそれなりのバッアップが作成されますが、Androidの場合だとOS標準のバックアップ機能ではバックアップできないものが多いので何らかのアプリを自分で用意しなければなりません。
私はもともと、Heliumというアプリを使ってPCにバックアップを作成していました
Helium – App Sync and Backup
価格:¥0
平均評価:4.4(21,331)
しかしながら、この方法の場合PCに接続しなければいけないので自動でバックアップすることができないのでバックアップを怠ってしまいました。
スマホ単体でバックアップできる最強アプリといえばおなじみのTitaniumBackupですね。
Titanium Backup ★ root
価格:¥0
平均評価:4.7(212,889)
このアプリのいいところはアプリ内のデータも完全にバックアップしてくれるのでリストア後に手がかからないことです。
このアプリの使い方は他のサイトさんが詳しく説明されていますので割愛します。
ところでみなさんはバックアップファイルをどこに保存されていますか?「MicroSDに保存する」という方がほとんどかと思います。
しかしながら、Nexus5やHTC OneなどMicroSD非対応の端末もあります。バックアップファイルを内蔵ストレージに保存するとROMを焼きなおすときに一緒にWipeしてしまうかもしれませんし、文鎮化した際に取り出せなくなる可能性もあります。また、容量も大きいので内蔵ストレージあまり保存したくありません。
そこで私はNASを利用してPCレスで外部ストレージに対応していない端末でも簡単に外付けHDDやUSBメモリにバックアップを作成する方法を考えました。
ここでは、NASと内蔵ストレージを自動で同期できるアプリのFolderSyncを利用します。
FolderSync
価格:¥275
平均評価:4.6(8,952)
このアプリのよいところはESファイルエクスプローラーなどのファイラーと違い、設定しておけば定期的に内蔵ストレージの指定フォルダのデータをクラウドストレージに自動でアップロードしてくれることです。
※無料版もありますが無料版では今回の方法は使えないので有料版を買いましょう。
1.アカウントから任意のストレージを選びます。このアプリはほとんどのクラウドストレージサービスに対応しているので自宅にNASがなくてもGoogleDriveやDropBoxなどにバックアップファイルを転送することが可能です。(今回は自宅のNASを使うのでSBM/CIFSを指定)

2.同期フォルダから同期の設定をします。(NASのIPアドレスを指定)


3.同期フォルダのセットアップからリモートフォルダにNASやクラウドストレージのフォルダを指定し、ローカルフォルダに内蔵ストレージのバックアップデータが保存されているフォルダを指定します。(同期タイプは今回はリモートフォルダ)

4.同期フォルダのセットアップ内のスケジュールから同期の間隔を指定します。(TituniumBackupの自動バックアップスケジュールにあわせて間隔を指定してください)
あとは自動でNASやクラウドストレージにバックアップが作成されます。
この方法を用いれば、スマホの中のカメラフォルダやダウンロードフォルダを定期的に自動で外部ストレージにアップロードし他のデバイスで閲覧するなどもできます。バックアップだけでなく、音楽などをPC自動同期できるフォルダを作っておけばiTunesより便利な環境ができますね。
以上、MicroSDなしの端末でも安心できるバックアップ方法でした。