多文化家庭(国際結婚、移民者の家庭)で生まれた児童・生徒の数が、韓国全体で初めて1%を上回った。教育部(省に相当)が公表した資料によると、今年4月1日の時点で全国の小中高校に通う多文化家庭の児童・生徒数は6万7806人で、韓国の児童・生徒全体(633万3617人)の1.07%を占めていることが分かった。
韓国の児童・生徒数は出生率低下の影響で毎年20万人ずつ減少している。これに対して多文化家庭の児童・生徒は2009年に2万6015人(全体の0.35%)を記録してから毎年6000-8000人ずつ増加し、13年には5万5780人(0.86%)に達した。今年の多文化家庭の児童・生徒(6万7806人)のうち韓国で生まれたケースは85%、5万7498人で、海外で生まれてから韓国にやって来たケースは10%にも満たない5602人、両親が共に外国人のケースは4706人だった。
多文化家庭の児童・生徒のうち、小学生は4万8297人で全体の71.2%と最も多く、中学生は1万2525人で18.5%、高校生は6984人で10.3%だった。