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年金運用 体制強化で法案準備
9月19日 13時24分

塩崎厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で、公的年金の積立金を運用している独立行政法人が株式への投資を増やす方向で運用方針の見直しを進めていることを踏まえ、リスクの適切な管理に向けて、法人の体制を強化するための法案の準備を進める考えを示しました。

この中で塩崎厚生労働大臣は、公的年金の積立金を運用しているGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人が、株式への投資を増やす方向で運用方針の見直しを進めていることに関連して、「これまでのやり方にこだわらず、投資先をベンチャー企業にも広げるべきだと言ってきた。現在、GPIF内部で、ベンチャー企業への投資を含め、いろいろなことを検討していると思う」と述べました。
そのうえで塩崎大臣は、「大事なことはリスク管理であり、国民が安心できるガバナンス体制を作る必要がある」と述べ、リスクの適切な管理に向けて、独立行政法人の体制を強化するための法案の準備を進める考えを示しました。
一方、塩崎大臣は、法案の提出時期について、「中身のある法案にしていくことが大事だ。中身が納得できなければ提出するわけにはいかない」と述べ、臨時国会への提出には必ずしもこだわらない考えを示しました。

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