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『良い戦略、悪い戦略』の違いはココにある!成功している企業が持つ、経営戦略の構造とは
- 2014/09/20
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- Yuudai Imamura
世の中には数え切れないほど多くの企業がありますが、その中でも成功している企業はほんの一握り。成功する企業、失敗する企業、両者の差は経営戦略にあるのです!一流の経営戦略を学びたいのなら、成功企業とダメな企業の経営手法を見比べてみましょう。『良い戦略、悪い戦略』という本が、両者の違いをハッキリと示してくれます。
失敗する企業に見られる”悪い戦略”
著者いわく、企業が失敗に終わる悪い戦略の原因は、誤った発想とリーダーシップの欠如だそうです。この悪い戦略には、4つの特徴があります。
まず、中身がない戦略を語ってしまうこと。カッコいい言葉や、ムダに難しい外来語表現などを使って、いかにもハイレベルな戦略であるかのような幻想を、社員に与えてしまいます。具体的な内容のない戦略は、いくら着飾っても戯言に過ぎないのです。
次に、重大な問題に取り組もうとしないこと。会社が大変な局面を迎えているのに、失敗する企業のトップの多くは、見ないふりをするか、「簡単に片付く」あるいは「一時的なもので、いずれ良くなる」といった間違った定義をしてしまうのだとか。
目標を戦略と取り違えている、というのも悪い戦略に見られる特徴の1つ。悪い戦略の多くは、難しい問題を乗り越えるためのプロセスを示そうとしません。問題解決のための具体的な策を掲げず、「こうなればいいな」「こうしたい」といった単なる願望や希望的観測を語っているだけなのです。
4つ目の特徴は、そもそも間違った戦略目標を掲げていること。戦略目標とは、戦略を実践するための手段として設立されるべきものです。これが解決すべき問題と無関係だったり、実行の見込みがないものだったりすれば、それは間違った目標と言わざるを得ません。
では、”良い戦略”とはどんなもの?
続いて、成功を収めている企業の戦略について見ていきましょう。成功企業に見られる”良い戦略”の特徴について、著者はこう語っています。
良い戦略には、とるべき行動の指針がすでに含まれている
悪い戦略の多くは、「いま何をすべきか」がハッキリと実現可能な形で示されていません。これでは欠陥品のようなものです。これに対し、良い戦略は必ずと言っていいほどシンプル、明快なのです!
本当に良い戦略であれば、パワーポイントを使って延々と説明する必要もありません。「戦略マネジメント」などと呼ばれる、小難しいツールなども無用。必要なのは、こちらの打つ策が大きな効果をもたらすポイントを見極め、そこに狙いを絞り、手持ちの資産という武器を集中すること。これこそが経営戦略の基本であり、最善のものなのです!
成功している企業と失敗している企業、両者の違いについてお分かり頂けましたか?時代は変わっても、戦略の本質は変わることがありません。シンプルかつわかりやすいものほど、質の高い戦略だと言えるでしょう!経営戦略の立て方にお困りの方は、この本から成功する戦略の秘訣を教えてもらってはいかがでしょうか?
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あなたはどれですか?『世界で稼ぐ人 中国に使われる人 日本でくすぶる人』
- 2014/09/20
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- Yuudai Imamura
アジア市場が発展する一方で、日本国内の少子高齢化に伴い市場は縮小、円高の影響も相まって、日本企業の本格的なグローバル進出が視野に入ってきました。それに伴い、今後必要になってくるのは人材のグローバル化。
これまでは「英語を学び、世界で通用する人材になろう!」というどこか優しい風潮で済んでいましたが、これからは通用しなければ外国人に取って代わられる、という深刻な事態が発生しようとしているのです。今回は新時代の企業に求められる、グローバルキャリアの築き方を『世界で稼ぐ人 中国に使われる人 日本でくすぶる人』という本から学んでみましょう。
新時代、人材は3タイプに分けられる
著者いわく、これからの人材は3つのタイプに分けられるそうです。まず「稼ぐ人」と呼ばれるタイプ。これは世界をまたにかけて活躍する「全球人」のことで、グローバルキャリアの理想とされるタイプでしょう。続いて「安い人」。物価や賃金が安い国の人と同じようにローコストで生きることができる「現地人」を指しています。そして3つ目のタイプは「余る人」。日本国内にとどまる内向きの「内国人」と定義されています。
国内市場がどんどん縮小している日本にとどまる、「余る人」になることは危険だといえるでしょう。新時代の企業は、世界を舞台に活躍できる「稼ぐ人」を求めています。では、グローバルに働く「稼ぐ人」になるために、どうすればいいのでしょうか?
今こそ、本気で英語を学ぼう
グローバルキャリアを築くためには、人脈の作り方から、世界で通じる専門性を身につけるなど、やるべきことが多々あります。しかし取り分け重要になってくるのは、やはり語学力でしょう。この本ではグローバル人材となるための、具体的な語学トレーニング法について紹介しています。
まず、そのテキストから、50個くらいのセンテンスを選び、それを覚えていく。毎日7個ずつ覚える。さきほど、5分で一つのペースを紹介したが、すぐに慣れてくるので、5分の間に、3~4個のセンテンスを処理できるようになる。(中略)
このようにやると、5日間で50個程度覚えられる。翌日(6日目)と翌々日(7日目)は、50個全体の復習をざっとやる。これで1週間に50個覚えるペースができる。
そういうのを10週間、つまり2ヶ月半続ければ、500個になる。さらに2週間かけてひたすら復習すると3ヶ月になる。つまり3ヶ月で500個の英文を覚えることになる。決して手を抜いてはいけない。
語学は実践を迫られてはじめて、覚えるもの。これからは来るグローバル化に向けて、日々英語に触れる環境をつくることが肝要です。この本では語学のトレーニング法に加え、オススメの教材まで紹介しています。是非使用してみてください。
ロンドン・エコノミスト誌クラスになると、ボキャブラリーが1万語レベルでないと読むのが苦しい。このレベルに語彙力をあげるための助っ人を最近見つけた。それは、植田一三さんが書いた『10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング』だ
この本では企業のグローバル化に伴い求められる、グローバルキャリアを築ける人材になる方法について学ぶことができます。これからは企業だけでなくビジネスマンも、国内ではなく世界に目を向けるべき。あなたも日本に止まるのではなく、世界基準のキャリアを築ける「稼ぐ人」を目指していきましょう!
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