そろそろカンファレンスネットワークっていらなくね?
rubykaigi2014終了後のスタッフ打ち上げだったか片付け後のまったりタイムで、@kakutaniさんとかとなんとなく話したことを熱がさめないうちに書き残しておく、という記事。
あ、一応、書いておくと、僕自身がこの手のネットワーク提供に対してモチベーションが下がったとか疲れたとか、そういうことではないです、はい。
前振り
blogタイトルは釣りです。まぁ、たまにはこういう煽り記事を書いてもいいかな、と。
講演型のよくあるタイプのイベントで「セミナー会場での参加者へのWiFiサービスってほんとに必要なんすかね」というのを、rubykaigi2014の最終日に向き合ってました。
感じたこと
rubykaigi2014のホールAだと今回は700人ぐらい入って、キーノートなんかはほぼ満席になるぐらい人が入るわけですよ。
そこにイベントのためだけにひいたカンファレンスネットワークでWiFiを全員にサービスし品質を維持するというのは、そろそろアマチュアリズムの限界を超えてるなぁ というのを感じたのが1つ。
もうひとつは、この「俺の頑張り」に対して「セミナー会場でのWiFiの必要性」というのは、ほんとにコストパフォーマンスがあってるのか? という疑問を感じたのが2つ
(コストパフォーマンスって言葉はなんかあってない気がするけど、ちょっと今は他の言葉が思いつかない)
こう、ぶっちゃっけ、セミナー聴講しながらハッシュタグ付きでtwitterするのって必要なんすかね?
rubykaigiの場合、同時配信があるので、会場の様子は配信見ればわかるわけですよ。
じゃぁ、あのサブスクリーンでtwitterやIRCを流してるのはなんなの? って話になりますが、あれは配信を見ている人の反応を拾うためだった というのが俺の認識。
会場の人間は質問があれば手を上げるべきで、感じたことはそこにいる「おまえら」同士で立ち話して共有すべきだなと思う。
異常なバーストトラヒックが発生しているので、ust配信を優先させるためホールAのWiFiをシャットダウンしております。みなさんmatzのセッションを聴きましょう!! #rubykaigi
— こいわ(特に無い) (@koiwa) September 19, 2014
こういう感じで、まぁ、ちゃんと話者に向き合って話を聞いたほうがいいんじゃね? ということを感じた。
どうする?
ただ、カンファレンス全体での参加者へのWiFiサービスは必要だと思ってるし、俺はこれからも提供し続ける。
海外から来た方に対しては会場のWiFiは調べ物をしたりするのに必要だと思うし、その場で話をしたりハックしたことをgithubにすぐ反映したいよね。
というわけで、以下は部屋割りフォーマットの提案なのですが、こうするとみんな幸せになれるんじゃないかなぁ
- 受付及びホワイエ(参加者が立ち話程度ができる。参加者へのWiFiサービスあり)
- セミナー会場(セッションを聴講する場所。参加者へのWiFiサービス無し。集中して聴け)
- ハック部屋(電源とWiFi、テーブル椅子あり。参加者が自由に集って話をしたりコードを書いたりする)
ハック部屋というか参加者が自由に使える部屋を作りましょうよ、というのが、この記事の中身です。
正直3日間ずっとセッションを聴き続けるというのはしんどいと思います。
「他にいる場所ないし…」みたいな感じでセッション聴いてる人もいるんじゃないかなぁ と思うわけですよ。
そこで、「暇な時間」を過ごす場所を提供することで、そこでいろいろ話をしたりとか、みんなでコードを書いてもらうとか、そういう効果が産まれるんじゃないかなぁ、と。
twitterやfacebookに投稿したりコードを書いたり話したりはそういう場所でやって、セッションは集中して聴けよ、と。
最期に
長々と書きましたが、どうですかね。
僕はほとんど運営側で純粋に参加者として参加することってほとんどないので、ちょっとこういう見方が合ってるかどうか不安な部分があります。
Tags: #rubykaigi
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