約1年前、iPhoneアプリを作ろうとして3ヶ月で挫折した@chihayuu_です。
色々投資して、何も完成しない結果に終わりました。
投資したもの
アプリ開発にはMacが必用との事でMacBook Airを購入。カスタマイズして購入したので結構な値段になりました。
アプリ開発に必用な言語は「Objective-C」との事だったので、参考書を2冊。
Xcode 4ではじめるObjective-Cプログラミング 改訂第2版
- 作者: 大津真
- 出版社/メーカー: ラトルズ
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これだけで16人ぐらいの諭吉さんが旅立って行ったような(白目)
なぜアプリ開発をしようとしたのか
そんなの単純ですよ。金が欲しいからです。
最初は無料アプリで広告収入。ステップアップして有料アプリ作って儲けてやろうと思ったんです。
しかしなぜアプリなのか。プログラミングって難しくね?広告収入ならブログでもいいんじゃないの?と思いますよね。
プログラミングの敷居って高いような気がするのですが、僕はプログラマーとして働いてます。だからあまりプログラミングに敷居は感じないので、アプリ開発を選びました。
1ヶ月目
とにかく仕事終わりに参考書を読み続けました。
しかし、会社で散々コーディングした後に見るObjective-Cのコードは苦痛でしかありません。家に仕事を持ち帰ってきてるような感覚になり、頭が痛くなりました。
金の為には頑張るしかないと自分に言い聞かせ頑張りました。
2ヶ月目
この辺りから雲行きが怪しくなります。参考書やネットを参考に勉強しますが、Objective-Cが凄いわかりずらい。
会社ではC言語や、C++、VB.NETを扱っているのですが、これらはコードを見たときに直感的にわかりますが、Objective-Cは、わかりにくい。コード内に@(アットマーク)や*(アスタリスク)が多くある事が要因かもしれない。
とにかく見にくい!慣れなのかなと自分に言い聞かせる。
ある程度言語を勉強して、アプリを作るためにアイディアを考えるのだが全然思い浮かばない。自分の頭がかたすぎて、何一つ思い浮かばない。だんだんやりたくなくなる2ヶ月目。
3ヶ月目
3ヶ月目になり、まだアプリの「ア」の字すら無い状態なのに、作ったアプリをApp Storeで公開する方法を調べておかないと!となり調べました。すると衝撃の内容が。
作ったアプリをApp Storeで公開するには、iOS Developer Program というものに登録しなければいけない。
Apple Developer Programs - Apple Developer
しかも年間8000円以上払わないといけない。
アプリを作るには膨大な時間がかかると思います。1年間頑張って作っても、数えれる数しかリリースできないでしょう。それでいて広告収入がいくら入ってくるかわからない。
言語に打ちのめされてる時に知ってしまったので、アプリで一攫千金の夢はボロボロと音をたてながら崩れていきました。色々買う前に調べとけよって話ですよね。いい勉強になりました。
しかし高い授業料ですね。
最後に
投資しても取り返すことはできませんでした。
挫折してしまい、これから起きるかもしれないチャンスを絶ちました。
この3ヶ月で頑張って僕の元に残ったものは、MacBook Airと、ちょっとボロくなった参考書です。参考書はもういりませんが、MacBookは大事です。
多分アプリを作ろうとしてなかったらMacBook買ってないと思います。この機会のおかげで念願のMacユーザーになれました。
ほんと高い授業料になりましたが、いい経験になりました。皆さんも何かに挑戦する際はしっかり調べてから取り組みましょう。調べずに突っ走ると僕みたいな結果になるかもしれませんよ。