200人以上が参加し、多くの方から過去最高に充実していたとの声が聴こえるCSS Nite LP36「ビジネスに活用できる2014年SEOトレンド」について抑えておきたい6つのポイントを個人的見解・意訳ですがご紹介したいと思います。
公式:CSS Nite LP36「ビジネスに活用できる2014年SEOトレンド」(2014年9月20日開催)
詳しい内容はページ下部のリアルタイムレポートやtogetter、公式で提供している当日のスライド、音声、ビデオが見れるフォローアップ参加などで確認してもらいたいですが、月曜の通勤中にさっと概要だけでも掴みたい!といった方向けサマリーです。
■ポイント
1.「コンテンツマーケティング」が重視される流れ
登壇された6名のうち4名がメインの話題としてコンテンツマーケティングを取り上げていました。
adtech tokyoでも見られた流れですが、以前主流であった外部リンクからコンテンツ作成へと大きく流れが変わって来ているのがわかります。
そういった流れの中でコンテンツ量産が新しいスパムになるのではないか?といった懸念が滝日さん、松尾さんのセッションで提起されていました。
2.ヲタクコンテンツが成果を上げる
セルフデザイン・ホールディングス山田 明裕さんのセッションです。
スキルが高いライターよりも、書く対象の事をより詳しく知っているその分野のマニア的な方が書いた記事のほうがコンテンツとして成果を上げる可能性が高いとの事。
アクセス数が6倍、ページの流入キーワード数、1ヶ月100キーワードが成功の目安、ライターを探す際、mixiなどのコミュニティで探したり、本屋に行き著者をピックアップして連絡するなどライターの見つけ方など非常に具体的な事例が盛り込まれていました。
3.コンテンツマーケティングは運用体制がキモ
シンプルシーン 床尾 一法さんのセッションです。
コンテンツ・マーケティングを行う際は運用体制が成否の大きなカギを握る。
制度をきちっと整備せずに運用すると、声の大きい人の意見が通るようになるため、コンテンツの役割を規定し、成果のみを評価するのではなく、ユーザーにどうのような変化を与えたかなどの指標をきちっと用意、評価共有する体制を作ることが重要。
4.スマホのコンバージョンはもっと上げられる
キーワードマーケティング研究所 滝井 秀典さんのセッションです。
スマホの流入が増えているもののスマホのCV率が悪いといった課題が非常に多いが、きちんとスマホページを作りこめばPCよりもCV率が上がるはずとのこと。
重要ポイントとしてはページ上部に常に表示される固定ヘッダーを44px(奇跡の44px。FacebookもTwitterも44px)で設置し、コンバージョンへの導線やTEL、地図などを配置する。
5. 構造化データ(リッチスニペット表示等)はschema.org+JSON-LDがオススメ
セルフデザイン・ホールディングス鈴木 謙一さんのセッションです。
構造化データをマークアップする際、既存のソースにMicrodata等のスキーマで追記する場合、既存のソースの構造などによって複雑になることが多いがschema.org+JSON-LDであればページのどこでも、他のソースとは独立して記載できるので非常に簡単。
Googleも推奨している。
GooogleのヘルプにもJSON-LDおすすめですって。
"We recommend JSON-LD. "
https://t.co/VfSf9vJkVG
#cssnite_lp36
— isoya kino(58) (@58kino) 2014, 9月 20
ナレッジグラフ、人気アーティストのコンサート情報を表示(JSON-LD情報も)
6.コピーコンテンツ、パクリコンテンツについて
Googleへの質疑応答でのセッションでおそらく一番多く質問があがったのが、このパクリコンテンツ、コピーコンテンツの問題です。
回答としては問題は認識しているし、対処していきたいのでまずはそういった事例があれば、フォームから通報をして欲しいとの事。
ウェブスパムレポート
https://www.google.com/webmasters/tools/spamreportform?hl=ja
■当日のスライド、音声、ビデオが見れるフォローアップ参加
今回の当日のスライド、音声、ビデオが見れるプログラムが用意されています。
非常に充実していたのでセミナーに行かれていない方は購入を強くお勧めします。
http://cssnite.jp/lp/lp36/
■リアルタイムレポート
【保存版】CSS Nite LP36「ビジネスに活用できる2014年SEOトレンド」レポート#cssnite_lp36
【まとめ】CSS Nite LP36 「ビジネスに活用できる2014年SEOトレンド」参加レポート
徳田さん、バカの中の人さん(決してバカにしてません。)本当にありがとうございます。