2014.9.22 05:05(2/3ページ)

榮倉奈々、大興奮!“Nのために”湊かなえさんサプライズ訪問

小豆島ロケの陣中見舞いに訪れた原作者の湊かなえさん(左から3人目)から太鼓判を押され、改めて熱演を誓う榮倉奈々(同2人目)、窪田正孝(左端)、三浦友和=香川・小豆島町

小豆島ロケの陣中見舞いに訪れた原作者の湊かなえさん(左から3人目)から太鼓判を押され、改めて熱演を誓う榮倉奈々(同2人目)、窪田正孝(左端)、三浦友和=香川・小豆島町【拡大】

 陽光に輝く瀬戸内海を背に、浴衣姿で祭りにはしゃぐ榮倉は、海よりもまぶしかった。

 「Nのために」は、人気作家、湊さんの同名小説が原作の純愛ミステリー。瀬戸内の島と東京を舞台に、セレブ夫妻殺人事件に関わる主人公の希美(榮倉)ら、イニシャルNを持つ登場人物たちの15年に及ぶ現在と過去を交錯させながら、事件の真実を解き明かす物語だ。

 高校時代の希美が過ごした瀬戸内の島のシーンに登場する小豆島ロケは、今月上旬から半月ほど撮影。公開された現場は、“転落”する主人公の幸せな少女時代を象徴する祭りの場面で、国の重要有形民俗文化財で石垣造の野天劇場「池田の桟敷」で行われた。島民200人がエキストラとして出演し、山車を引く壮大な祭りを再現した。

 この日、湊さんが陣中見舞いで小豆島をサプライズ訪問し、榮倉、窪田、三浦は感激の笑顔。演技に見入った湊さんは「すごく幸せな場面に見えた分、この先の展開が…」と不幸が押し寄せるドラマの行く末にワクワク。キャスティングについて「希美は誰よりも強く、誰よりも弱い女性。榮倉さんはどちらも見せてくれる女優さんなのでうれしかった」と絶賛した。

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