2014.9.22 05:06

萩野、五輪ライバル2人を大逆転「金」メダル!/アジア大会(4/4ページ)

競泳男子200メートル自由形、優勝した萩野公介=文鶴朴泰桓水泳場(撮影・桐山弘太)

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★リオ五輪・自由形での萩野のライバル候補

 孫楊、朴泰桓のほか、ロンドン五輪でこの2人を退け金メダルを獲得したヤニック・アニェル(22)=フランス=が有力。今季世界ランク1位の1分45秒08の記録を持つトーマス・フレーザーホームズ(22)=豪州=は、先月のパンパシフィック選手権で萩野の金メダル獲得を阻んだ。

★苦闘…男子自由形

 戦前の五輪で宮崎康二らが金メダル5個(リレーを含む)を獲得。戦後は古橋広之進らが世界を席巻するなど、かつては“お家芸”として栄華を極めた。しかし、体格で欧米に劣る日本勢は、世界の競技レベルが上がるに従い低迷。1960年のローマ五輪400メートルで山中毅が銀を獲得してからは、五輪、世界選手権で40年以上メダルから遠ざかった。アジア大会では2002年釜山以来の金。13年世界選手権400メートルで銀を獲得した萩野が、日本勢復活ののろしをあげる。

(紙面から)