戦前の(昭和)の時代は何と表せばいいんでしょうか? その時代の事について気になる...
質問者
2013/5/2516:02:39
戦前の(昭和)の時代は何と表せばいいんでしょうか? その時代の事について気になるので調べ方を教えてください
意味が分からない質問で申し訳ないんですがお願いします
私は今まで歴史が分からなく全く興味が無かったんですが、最近読んだ小説がその時代の陸軍が舞台で.言ってしまえば影響されたのかその辺りの歴史に凄く興味が湧き気になりました
そして調べたり本を購入しようと思ったのですがまずその辺りの時代はどのような時代と言えばいいのかがまず分からなくどういう風に調べれば良いのかかが全然分かりません。
上手く言えないんですが、戦前の張作霖爆殺事件や柳条湖事件があったまだ大日本帝国だった頃で第2次世界大戦が起きる前の戦前の頃は何時代と表せばいいんでしょうか?
あと調べ方、というか参考になるその時代について書いてあるサイトや書籍を教えてください。お願いします。
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編集あり2013/5/2519:35:29
独学で質問者様の言う時代(昭和20年の終戦までの昭和史)を勉強しているのですが、この時代だけを言い表した、正式名称みたいなものは存在しません。学者や作家などによって言い方が違います。
前の方のように、「戦前」と言う言い方もあるのですが、これは太平洋戦争の「戦前」という人もいれば、日露戦争の「戦前」として使う人もいます。「戦後」も、我々は「太平洋戦争の後」として使いますが、日露戦争後の「戦後」として使う人もいるので。
俺は個人的には、「昭和前期」という言い方を支持しています。「昭和後期」はもちろんいわゆる「戦後」です。昭和はおおまかにわけてこの2つにわけることができますが、経済史などでは1970年代のオイルショック~1980年代後半を「昭和晩期」「バブル期」なんて表現する人もいました。
以下、ここでは質問者様が興味を持たれた昭和のことを、「昭和前期」と表現します。
司馬遼太郎は「日本が魔法にかかった時代」、海軍大臣・総理大臣も経験した海軍大将の米内光政は、「魔性の歴史」なんて書き方もしています。
推薦できる書籍ですが、質問者様が昭和前期の何に興味があるのかによって違います。
興味を持って間もないということなので、初心者にうってつけな本を。
大まかな昭和史の流れなら、半藤一利氏の『昭和史1926-1945』が鉄板です。元々講演の原稿がネタらしく、非常にわかりやすく書かれています。本はかなり太いですけど、肩が凝らずに読むことができます。
この本、そのまま中学校の歴史の教科書にしてもいいくらいの完成度ですが、俺がこの本に拍手したいのは「あとがき」に書かれた「半藤史観」です。何が書いてあるかは敢えてここでは書きません。
ちなみに、半藤一利さんは「『昭和史』とくればこの人」というくらい有名な作家で、NHKの歴史番組にもよく出てきます。出版社の編集者時代から元軍人を集めて座談会などをしてリアルアイムで旧陸海軍軍人から話を聞いていたので、昭和の軍隊に興味があるなら、半藤さんの本は必読です。ちょっと海軍贔屓なところがありますけどね(笑
あとは、司馬遼太郎の『「昭和」という国家』です。
青年期という人間のいちばん輝いている時に昭和前期を迎え、それを戦争に消化してしまった、作家司馬遼太郎というより、一人の人間福田定一(司馬さんの本名)としての昭和初年~20年を、リアルタイムに生きた「当事者」として語っています。
元ネタはNHK特集でテレビで語っていたことを文字にしたものなので、これもかなり読みやすいです。
しかし、「福田定一」として話しているのか、ところどころに「こんな日本に誰がした!」的な恨みつらみが垣間見える、かなり感情がこもった作品でもあります。そして、この数年後に司馬さん自身亡くなっているので、ある意味「遺言」です。
何故司馬遼太郎が昭和を書かなかった、いや、書けなかったのかは、僭越ながら自分が回答したものをご覧下さい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1310687741...
あとは、海軍になりますが、阿川弘之の『井上成美』という作品も、昭和史を大まかに理解するにはうってつけの本でもあります。「海軍から見た昭和史」という、違った視点から見れるので。
阿川作品は、他に『山本五十六』『米内光政』があって、『井上成美』とあわせて「海軍三部作」と言われてますが、いちばん後に書かれた『井上』が昭和史を大まかに勉強するという意味では、いちばん完成度が高いです。
また、井上成美自体が、戦争に向かう昭和の時代の「空気」にひたすら逆らった、海軍、いや昭和前期史最強クラスの「KY」
の軍人です。どれだけ「空気を読まなかった」か、彼の人生を通して見ることができます。特に海軍兵学校校長(昭和17年~19年)の「超KY」ぶりは痛快ですらあり、今でも海上自衛隊の伝説になっているくらいです。
そして、「空気を読む」のはいいけれど、「悪い空気」を読むと国さえ滅ぼしてしまう・・・という良い教訓でもあります。井上成美は「悪い空気には従えない。俺は一人でも徹底的に逆らう」と海軍大臣にさえも平気で食いつき、いくら左遷されても自分の信念を貫き通した、一人の人間としても何か「生きる道」を得られる本です。
「海軍から見た昭和史」なら、海軍記者だった杉本健の『海軍の昭和史』という本もかなり優秀です。
この本でビックリしたのは、オリンピックの金メダリストで、硫黄島の戦いで戦死した「バロン西」こと西竹一(『硫黄島からの手紙』で伊原剛志が演じてた人ね)が、二二六事件の数ヶ月前に「何かが起こるよ」と「予言」していたこと。それくらい陸軍には「何かが起こる」という空気があったんでしょうね。我々にはわからない当時の「空気」が本から読み取れます。
手記としては非常に面白いのですが、既に絶版で図書館かアマゾンでしか手に入らないのが玉に瑕です。
昭和一桁限定ですが、経済という点から見た昭和史のキーパーソンは、高橋是清です。高橋是清は、今のデフレ不況脱却のモデルとして、自民党(特に財務大臣の麻生さん)が野党時代にかなり研究していたそうですが、昭和11年、226事件で殺されるまで大蔵大臣をしていた金融のスペシャリストです。
津本陽氏の『生を踏んで恐れず―高橋是清の生涯』は小説として昭和前期の経済史がよくわかるものになっています。昭和前期を経済の点で見てみると、学校の教科書には「昭和前期はずっと不景気で暗い時代が続き、そのまま戦争に・・・」という流れになっていますが、この小説を読む・・・というか高橋是清の人生を調べてみると、教科書がいかに「ウソ」で固められた歴史観だったかがわかります。
(実際は、高橋の大蔵大臣時代には、デフレ不況対策が見事に効いて、経済成長率平均9%という空前の好景気でした。1980年代後半のバブル時代の平均経済成長率が5.6%(1985-1989)だったのと比べると、9%はすごい数字だったことがわかります。高橋是清の経済政策の効果が出て景気が上がった昭和8~11年を「戦前バブル」って俺は言ってます)
高橋是清ものなら、本人が自伝を書いたり、『随想録』というエッセイも書いています。特に『随想録』はアベノミクスならぬ「タカハシミクス(?)」をわかりやすく語った部分もあって、アベノミクスが如何に「タカハシミクス」を参考にしてるな、ということがわかりますよ。
政治の流れなら、これは少し難易度が高いですが、 原田熊雄の『西園寺公と政局』が昭和前期の政治史の裏まで書かれていて、非常に勉強にはなります。ただし難易度はかなり高いので、ヘタな知識で読むとワケワカランになっちゃいます。
最後に、昭和前期は色んな利害が絡んで非常に難しい時代でもあります。なので、一つの視点だけで見ずに、昭和前期という歴史を様々な視点から見てみるといいと思います。逆に言えば、そういう見方を養うことが出来れば、少し不謹慎かもしれませんが、昭和初期ほど面白い時代はないと思います。なぜならば、今でも日本人が無意識に持ち、できれば認めたくない、向き合うことを無意識に避けている精神的欠点・悪癖が、昭和前期の歴史を勉強することによってあぶり出されてきますから。
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