北朝鮮墓参:やっと来られた…70代兄妹、父を供養
毎日新聞 2014年09月21日 22時40分(最終更新 09月22日 00時29分)
終戦直後に病死した父親の埋葬地付近とされる場所で、手を合わせて慰霊する福島隆さん(右)と畔田八恵子さん=北朝鮮で2014年9月21日、井出晋平撮影
第二次大戦の終戦前後、現在の北朝鮮地域で約3万5000人の日本人が死亡した。同地域に住む多くの日本人はソ連(当時)統治下で残らざるを得なかった。引き揚げ者らが持ち帰った遺骨は1万3000柱にとどまり、2万人以上の遺骨が今も現地に眠る。遺族らは2012年以降、独自に訪朝墓参してきた。