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16歳高校生を書類送検=ゲーム会社にDDos攻撃容疑―全国初・警視庁

時事通信 9月18日(木)11時7分配信

 海外サイトを利用してデータを大量に送り付ける「DDos攻撃」を行い、国内のオンラインゲーム会社のサーバーをダウンさせたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は18日、電子計算機損壊等業務妨害容疑で、熊本市に住む高校1年の男子生徒(16)を東京地検に書類送検した。同課によると、DDos攻撃の実行者の検挙は全国初という。
 男子生徒は容疑を認め、「ゲームのアカウントを不当に凍結され不満だった。面白くなって何度もやった」と供述。別の会社2社にも同様の攻撃を行っていたという。
 送検容疑は3月19、20日、自宅でパソコンやスマートフォンを使い、DDos攻撃を行うサイトを利用して、オンラインゲーム会社「ゲームオン」(東京都渋谷区)の業務用サーバーに通常時の約10〜22倍の高負荷を与え、業務を妨害した疑い。
 同課によると、生徒は海外の攻撃サイトを利用。発信元のIPアドレス(ネット上の住所)を書き換え、正確な時刻情報を提供する「NTPサーバー」に対し、ゲームオン社のサーバーが繰り返し問い合わせをしたように偽装し、延べ約1100カ所の国内外のNTPサーバーから時刻情報を送信させ高負荷を与えていた。 

最終更新:9月18日(木)14時46分

時事通信

 

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