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「DDoS攻撃」で初摘発 少年書類送検
9月18日 12時07分

「DDoS攻撃」で初摘発 少年書類送検
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インターネットのオンラインゲームの運営会社のサーバーに、大量のデータを送りつける「DDoS攻撃」というサイバー攻撃を行い、サーバーを停止させて業務を妨害したとして、当時中学3年生だった熊本市の少年が書類送検されました。
DDoS攻撃をした疑いでの検挙は全国で初めてです。

書類送検されたのは、熊本市の16歳の少年です。
警視庁の調べによりますと、少年は中学3年生だったことし3月、東京・渋谷区にあるインターネットのオンラインゲーム運営会社、「ゲームオン」のサーバーに、大量のデータを送りつける「DDoS攻撃」というサイバー攻撃を行って業務を妨害したとして、電子計算機損壊等業務妨害の疑いが持たれています。
警視庁によりますと、少年はサイバー攻撃への耐久力を調べるインターネット上のサービスを悪用してDDoS攻撃を行い、ゲームオンのサーバーに通常時の10倍から22倍の負荷をかけ、ゲームが9時間余りにわたって配信できない状態にしたということで、会社側には1億7000万円の損害があったとみられるということです。
警視庁の調べに対し、少年は「ゲームの運営方法に不満があった」と供述し、容疑を認めているということです。
DDoS攻撃をした疑いでの検挙は、全国で初めてです。

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