英語で刑罰

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日本では、刑罰に関する言葉に触れる機会はそれほど無いでしょう。

一方、アメリカは訴訟社会であり、ニュースでも毎日のように裁判や刑罰についての表現を聞きます。

様々な場合によって使い分けていますので、覚えてください。


■ punishment

The student received a punishment for cheating.

「その学生はカンニングでせられた」

punishmentは罰に対する「お仕置き」のイメージ。

罰の種類はと言えば、何となく即興で決めている印象があります。

もちろん法廷でも capital punishment = 極刑≒死刑 の様に使われまが、これも陪審員達により十分に審議された感じです。


■ penalty

He paid a penalty of $100 for speeding.

「彼はスピード違反で100ドルの罰金を払った」

penaltyは「罰則」のイメージ。

こちらはpunishmentと違い、悪い事をした際の罰の種類は、あらかじめ決められている印象があります。

裁判官が早期判決を下しても異論が出ない、明確に刑法に記されている罰の場合です。

この様なニュアンス意外では、この両者には余り明確な違いがありません。

言語学的用法の違い、 penaltyは可算名詞、punishmentは不加算名詞という点くらいです。


■ sentence

The criminal gets a heavy sentence.

「その犯罪者は重い刑罰を受けた」

sentence はテクニカルな法廷用語として使った場合、刑罰の意味を持ちます。

日常では殆ど使われませんが、ニュース等では出ます。


■ throw the book

The crime was really cruel that the judge threw the book at him.

「その犯罪は本当に残忍だったので、裁判官は彼に極刑を言い渡した」

こちらは一風変わった法廷用語。

直訳では throw the book ≒「本を投げる」。

法律の本はとても厚くて重いので、投げつけられたらさぞ痛かろう、

それが変じて「重い刑罰」を表す様になりました。

稀に映画や本等で登場しますので、覚えておきましょう。


このように刑罰を表すのにも、使い分けが色々あります。

あらゆるオケージョンでこの表現にふれても、理解出来る様にしておきましょう。

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キーワード:

penalty, punishment, 刑罰, けいばつ

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