恋愛において、別れるリスクを高める2つの行動があります。
1つは「好きな理由を分析させてしまう」ことです。
女性は愛されているか確かめたくなる生き物です。
つい「私のどこが好き?」と聞いてしまいがちです。しかしこの言葉は破局の可能性を高めてしまうことがあります。
人は自分で語った言葉によって、無意識に気持ちが左右されます。彼女の期待に応えようと「やさしいところが好き」などと1つの要素を答えたとします。すると彼は「彼女のことはやさしいから好きなんだ」と意識するようになります。
しかし、長く付き合っていると、たまには彼に冷たくしてしまう日もあるでしょう。そんなとき、「やさしいところが好き」と意識していた彼は「やさしいところが好きだったけれど、それは誤解だったかも・・・」と思ってしまい、愛情が冷めてしまうことにもなりかねないのです。本当は、どこが好きかなど、本人もよくわかっていないものです。人の心の中には、すぐに言葉にできない思いがたくさんつまっています。
ただ「言葉にしやすかった気持ち」を口にしただけで、本当の想いを見失ってしまう可能性もあります。
関係を長続きさせたいなら、「どこが好き」か、相手に無理に言葉を引き出そうとしないことです。それよりも自分の気持ちを表現することが大切です。
リスクを高めるもう1つの行動は「相手の立場を想像しようとしない」ことです。
うまくいっているカップルは例えば、相手がそっけないとき「冷たくされた」と思うのではなく「疲れているのかな」と思いやりを持つようにしていたり、何かをしてもらったら感謝の気持ちを表現したりしています。
逆にうまくいっていないカップルは「私の気持ちを全然わかってくれない」「俺がどれだけ苦労しているかわかっているのか」などと「自分がわかってもらえない」ことを訴えがちです。
愛されているか不安になると、嫉妬心を抱きやすくなります。あまり嫉妬ばかりしていると、相手をイライラさせてしまうこともあります。相手を信じること、自信をもつことも大切です。