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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】則本、シーズン7完封 マー超えた!89年巨人・斎藤以来2014年9月20日 紙面から
◇楽天1−0日本ハム楽天の則本が今季7度目の完封で13勝目を挙げ、チームを4連勝に導いた。直球、変化球とも抜群で自己最多の13三振を奪った。打線は0−0の8回2死三塁で藤田が右前打を放って均衡を破った。日本ハムは打線が全員三振を喫した。 ◇ 去りゆく闘将に最高の恩返しだ。球威、切れ、制球。すべてが満点だった。最後の打者を打ち取ると、楽天・則本はバンザイ。2011年の田中(現ヤンキース)を超える球団新のシーズン7完封。『平成のミスター完封』は、89年の斎藤雅(巨人)以来となる快記録を打ち立てた。 「7つめの完封を1−0でできたことは自信になる。すごくうれしいです」。快投。その2文字がピタリと当てはまる。被安打3。プロ入り最多となる13の三振を全員の打者から奪った。完全投球は6回先頭の二塁打で破れたが、その後のピンチをしのぎ、付け入るスキを与えなかった。前日に星野監督から辞任を伝えられた。少年時代、印象に残っているのは中日、阪神を率いる指揮官の姿だった。「あこがれの監督でした」。数奇な運命は師弟関係へとつながり、昨季は数々の喜びをともにした。「監督と一緒の試合は残り少ない。少しでも成長したところを見せたい」と力を込めた。 その通りの完封。「さすがに今日は褒めてもらいたいです」という則本に、星野監督は「素晴らしかった。これが本当のエースのピッチング」と言った後、「(エースは)まだまだ早いね」とニヤリ。チーム一丸のイヌワシ軍団は4連勝。「残り全部勝つつもりです」という大黒柱の表情は真剣そのものだった。 (井上学) PR情報
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