“じゃんけん女王”みるきーのお願い「全国ツアーがやりたい」

　ＮＭＢ４８・ＳＫＥ４８兼任の渡辺美優紀（２１）が「第５回ＡＫＢ４８じゃんけん大会」の優勝から一夜明けた１８日、都内でスポーツ各紙の取材に応じ、ソロデビューを勝ち取った喜びを語った。決勝ではＡＫＢ４８・小嶋陽菜（２６）を破り、卒業発表も阻止。「幻を見ているようで実感が湧かない」と言いつつ、ソロ活動として「全国ツアーがやりたい」と希望した。きょう１９日は２１歳の誕生日。ＮＭＢのコンサートで地元・奈良に凱旋する。

　昨夜の興奮ぶりを大々的に伝えるスポーツ紙に囲まれ、トロフィーを抱えて取材に応じた、みるきー。「昨日は運があった。一瞬で勝ち上がった気がする」と振り返ったが、「幻を見ているみたい。新聞を見ても自分と思えない」と実感が湧かない様子だ。

　決勝で破った小嶋からは「優勝してきれいに卒業を発表しようと思ったのに」と言われたそうで、「大好きな先輩なので、卒業を阻止できて良かった」と笑顔。ソロ曲は「セクシーカワイイ曲がいいな」と希望。その後の活動に関しても「たくさんの方に会いたいから、全国ツアーがやりたい」と声を弾ませた。

　漫画「うる星やつら」のラムちゃんを意識した虎柄ビキニで１１２人の頂点に立った。そこにはＮＭＢ同様に関西を代表するチーム「阪神タイガース」を応援する意味も込められていた。特に藤浪晋太郎投手（２０）に注目しているそうで「同世代で親近感を持っています。ぜひ一緒に関西を盛り上げていきましょう」とメッセージを送った。

　大会後は、食事の席で総合プロデューサーの秋元康氏（５６）から祝福され、深夜１時からは小嶋らとニッポン放送のラジオ「ＡＫＢ４８のオールナイトニッポン」に生出演と大忙し。女手一つで育ててくれた母親からは「おめでとう。チャンスを生かせるように頑張れ」とメールが届いたという。

　２１歳の誕生日である１９日は、ＮＭＢのコンサートで地元・奈良に凱旋する。実家にも帰省する予定で「お母さんのツナサラダが食べたい」。飛躍の時を迎えた、みるきーは「みんなに笑顔をたくさん届けて、飽きさせない存在でありたい」と理想の将来像を語った。

ＡＫＢ４８