東京外為:1ドル105円台前半 8カ月ぶり円安

毎日新聞 2014年09月03日 11時46分(最終更新 09月03日 13時05分)

 3日の東京外国為替市場の円相場は、米国の経済指標の堅調さなどを背景に1ドル=105円台前半まで下落し、約8カ月ぶりの円安水準となった。

 2日に米国で製造業の好調さを示す指標が発表され、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が拡大。日本と米国との金利差が広がるとの思惑から、円売りが加速した。3日の内閣改造で、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用見直しに積極的な塩崎恭久元官房長官の厚生労働相起用が固まり、「年金資金による外国債券買いが増える」との見方が強まったことも、円安を誘っている。正午現在は前日比35銭円安・ドル高の105円18〜23銭。

 円安を受け、3日の東京株式市場の日経平均株価は一時、約7カ月ぶりに1万5800円を回復。東証株価指数(TOPIX)は1306.54まで上がり、1月8日の今年の最高値(1306.23=終値ベース)を一時上回った。日経平均の午前の終値は129円92銭高の1万5798円52銭。【鈴木一也】

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