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焼きはまぐり、飛騨牛… 三重と岐阜の特産品で釜飯開発

三重と岐阜の特産品を使い考案された3種類の釜飯=四日市市内で

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 焼きはまぐりや飛騨牛など、三重と岐阜の特産品を使った三種類の釜飯を、四日市市のマーケティング企画会社「アイ・ティ・オー・アン」が開発した。秋の観光シーズンに合わせ、販売を始める。

 「ご当地釜飯があるといい」という旅行会社からの要望を受け、しぐれの瑞宝産業(桑名市)、飛騨牛ステーキ専門店のキッチン飛騨(岐阜県高山市)とともに開発した。

 メーンの具材は焼きはまぐり、飛騨牛、フォアグラの三種類。味付けもヤマモリ(桑名市)の「釜飯の素」や伊勢醤油など地元のものを使っている。税別で一個千三百〜千五百円。

 バス旅行の団体客向けを想定しており、十食以上から予約販売する。アイ・ティ・オー・アンの伊藤竜児社長は「これまでは幕の内弁当が多かったが、この釜飯はお土産にもなる。伊勢路や飛騨路の楽しみの一つにしてもらいたい」と話している。

 問い合わせは同社=電059(366)2535=へ。

◆赤いこんにゃく麺を商品化

唐辛子のペーストを練り込んだ「運命の赤い糸CON」=四日市市内で

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 3種類の釜飯には、具材に唐辛子入りこんにゃく麺が入っている。桑名市のこんにゃく製造販売業のヤマスケ食品が、キッチン飛騨グループの「飛騨唐辛工房」の唐辛子ペーストを練り込み、商品化した。

 飛騨唐辛工房の唐辛子は1年以上、熟成させて作るのが特徴。こんにゃくと唐辛子を混ぜると形が崩れ、商品化は難しかったが、唐辛子をペースト状にすることで課題を克服した。2社を結びつけたアイ・ティ・オー・アンの伊藤社長が商品を「運命の赤い糸CON」と名づけた。

 平麺と細麺タイプがあり、水洗いするだけで、すぐに食べられる。1袋200グラム、税込み450円。2種類のセットは税込み850円。

 運命の赤い糸CONの問い合わせは飛騨唐辛工房=電0577(59)6031=へ。

 (渡辺聖子)

 

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