電車に乗っているときはスマートフォンを見て、職場や自宅でもパソコンやタブレット、テレビを見続ける……。そんな現代の生活では、若い世代でも視力が落ちてきたと感じている人が多いことでしょう。
しかし、そんな視力低下をますます悪化させ、老眼が始まる前に視力がドン底にまで落ちてしまう、NGな行為があります。そんなついやりがちのうっかり危険な行為とは……?
■1:寝ながらテレビを見る
自宅で横に寝転がりながら、テレビやパソコンの画面を見ていませんか? 横になった体勢では、左右の目とテレビやパソコンの画面の距離が異なってしまうため、どちらか片方の目だけに負担がかかります。
このため、寝てテレビなどを見ていると、片目だけの視力悪化が進行することになりかねません。
■2:PCやスマホが近すぎる
人の目は近い距離のものを長時間見ると、目の筋肉が硬直して疲れが増大します。「テレビは離れて見たほうがいい」と、家族に言われたことがある人は多いかもしれませんが、パソコンやスマートフォンについては、無頓着になっていませんか?
小さな文字や読みにくい文字を見るときに、つい画面に顔を近づけてしまいますが、これは危険。近づけば近づくほど、筋肉は緊張しっぱなしで目が疲れきってしまいます。
■3:PCやテレビを長時間見すぎる
パソコンやテレビに夢中になって、長い時間見続けてしまうときは危険。集中しているとまばたきの回数も減り、しかもずっと同じ姿勢で見ていると毛様体筋という目の周りの筋肉が硬直したままになり、この筋肉が弱ってしまいます。
毛様体筋は遠い所や近い所を見るときにピント調整をしてくれるのですが、弱った筋肉ではこの機能がうまく働かず、視力が落ちてしまうのです。
■4:ストレスがたまっている
精神的なストレスは、体全体の筋肉を硬直させてしまいます。このためストレスがたまっていると、目の周りの筋肉も凝り固まって眼精疲労を引き起こし、さらにひどくなると視力低下を招いてしまいます。
■5:度数が合っていないメガネを使用
私たちは生活の中で近くも遠くも見ます。このため度数が強すぎるメガネで遠くを見てばかりいれば、目は酷使されてしまいます。同じように、度数が合っていないメガネをかけ続けていると、視力の悪化を引き起こしてしまいます。
視力が悪いと、人やものを見るときに目つきが悪くなって、周りに悪い印象を与えてしまいます。今の視力をキープして、これ以上悪くならないように気をつけていきたいですね。
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