中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

松山の1年先輩のイケメン 塩見、自己ベストタイ66で暫定4位

2014年9月19日 紙面から

第1日、10番でティーショットを放つ塩見好輝。6アンダーで暫定4位=札幌GC輪厚で

写真

◇ANAオープン<第1日>

 ▽18日、北海道北広島市、札幌GC輪厚C(7063ヤード、パー72)▽曇り、気温15・5度、風速1・4メートル▽賞金総額1億1000万円、優勝2200万円▽132選手(うちアマ5人)▽観衆2273人

 初秋の北海道に新星誕生の予感−。東北福祉大で松山英樹の1年先輩にあたる24歳の塩見好輝(こうき)=呉工業=が自身のツアーベストタイとなる66で回り、6アンダーで暫定4位タイスタートを切った。ツアー2年目で昨年は獲得賞金ゼロだったが、明るい性格とイケメンぶりで、早くも女性ファンの視線を集めている。暫定首位は65で回った近藤共弘(37)ら3人。石川遼(23)=カシオ=は17ホールを終えて3アンダー。荒天による中断があり、18人がプレーを翌日に持ち越した。

 インからスタートした塩見は14番、15番と2連続バーディーの好スタート。その後も4バーディー奪取。途中の激しい雨で約1時間半のプレー中断を挟みながらも、ツアーでの自身ベストスコアに並ぶ66をマークしてホールアウト。「今日はほとんどパットのミスがなかった。信頼できるキャディーさんで、安心してゴルフができた」と振り返った。

 普段はハウスキャディーが中心だが、今週は今大会を右足首捻挫で欠場した谷口徹とのコンビを中心にしている石井恵可キャディーが相棒。「練習ラウンドから長い下りや上りのパットのタッチの練習をやらされたのが役に立った。ショットも悪くなく、アプローチもしっかり打てて寄せられている」。プロキャディーとのコンビが奏功した。

 報道陣の取材に対応した後は、ギャラリーが1000円以上を払って選手とともに写真に納まるチャリティーフォトに臨んだ。TOKIOの山口達也似とよく言われるというイケメンの塩見は、女性3人組や男女ペアと写真撮影。ややハニカミながら「普通でした」と話した。

 シード権を持っていない塩見は、今年は最終予選会33位から出場し、1回目のリランキングは10位。今大会終了時に2回目のリランキングを行い、2週後の「トップ杯東海クラシック」から適用される出場優先順位が決定。それによって今季残りの参戦数が変わってくるだけに残り3日間は重要だ。「一つでも順位を上げられるようにしたいです」。暫定ながら首位とは1打差。ツアーでは自身初の1桁台順位でスタートした塩見が、V戦線生き残りをかける。 (櫛谷和夫)

 <塩見好輝(しおみ・こうき)> 1990(平成2)年9月4日生まれ、大阪府出身の24歳。172センチ、65キロ。11歳でゴルフを始める。埼玉栄高から東北福祉大に進学。大学時代は松山英樹の1年先輩で10年文部科学大臣杯全日本大学ゴルフ対抗戦に優勝。12年にプロ転向。13年にツアーデビューも1試合のみの出場で獲得賞金は0円だった。今季は最終予選会33位の資格でツアー参戦。今季はここまで649万円余りを獲得し賞金ランキング65位。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ