「いろはす」にカビ ６７万本自主回収

9月20日 4時16分

飲料メーカー大手の「コカ・コーライーストジャパン」は、関東甲信越などで販売したペットボトル入りのミネラルウォーターの一部にカビが混入していたとして、およそ６７万本を自主回収すると発表しました。

コカ・コーライーストジャパンが自主回収するのは、５５５ミリリットルのペットボトルに入ったミネラルウォーター「い・ろ・は・す みかん」のうち、賞味期限が２０１５年５月２３日、５月３１日、６月１３日の商品で、ふたにＥＨＡという記号が記載されています。
会社によりますと、今月２日以降、商品を買った客から「ペットボトルの中に異物が入っている」という指摘が寄せられ、在庫の商品を確認したところ、山梨県の白州工場で製造された商品の一部にカビが混入していたということです。このためこれらの商品と同じ時期に製造された商品を自主回収するもので、対象は関東甲信越や中部地方など１都１６県で販売されたおよそ６７万本に上ります。
これまでのところ健康被害の報告はないということですが、会社では商品を製造する過程で何らかの理由でカビが混入したとみて詳しい原因を調べています。
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