スポーツコメンテーターの為末大氏が19日、自身のTwitterアカウントに「どんなに頑張っても日本で生まれ育った人がヒップホップをやるとどこか違和感がある」と投稿し、話題となっている。

為末氏は19日に「昨日、友達と誰をすごいと思うかという話をしていた」と自身のTwitterアカウントに投稿し、立て続けに「憧れの人」などについてコメントしていた。

しかし、為末氏は突如、「悲しいかな、どんなに頑張っても日本で生まれ育った人がヒップホップをやるとどこか違和感がある。またアメリカ人が着物を着ても最後の最後は馴染みきれない」と、ヒップホップについて持論を展開しはじめた。



また、為末氏は「昔あるジャズシンガーが、ジャズを真似していてうまくいかなかったけれど、日本風のジャズを作ればいいんだとわかった時にとても勇気が出たと言っていた。それに感動したのを思い出した」と「日本風のジャズ」についても言及。



こうした投稿には「為末さんご自身の感覚の問題では無いでしょうか?」といったリプライが寄せられたが、為末氏は「そうなんですかね?僕は振る舞いも言語のようにネイティブになれる期間を過ぎたら、完全になるのは難しいと思っています」と反論。

また、「日本のHIP HOPアーティストしか出せない独特の世界観を感じ取れないことが問題」と指摘されると「僕も独特の世界観を出そうとしてましたが、結局世界で勝てませんでした」と自身の陸上競技選手としての経験を踏まえて反論した。




しかし、日本人のレゲエグループが本場ジャマイカの大会で優勝したことを指摘されると、為末氏は「なるほどそれは知りませんでした。だとすると僕の違和感がずれてる可能性が大きそうですね」と一定の理解を示し、反論のトーンを弱めた。


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