ソニー:眼鏡型端末「スマートアイグラス」発表

毎日新聞 2014年09月19日 20時18分(最終更新 09月19日 20時29分)

ソニーが開発した眼鏡型のウエアラブル端末「スマートアイグラス」=東京都品川区のソニー本社で2014年9月19日午後3時47分、高橋直純撮影
ソニーが開発した眼鏡型のウエアラブル端末「スマートアイグラス」=東京都品川区のソニー本社で2014年9月19日午後3時47分、高橋直純撮影

 ソニーは19日、身につけることができる「ウエアラブル端末」で、眼鏡型の「スマートアイグラス」を開発したと発表した。スマートフォン経由で取り寄せた文字や画像などの情報を、視界上に重ねて表示する機能を持つ。サッカー観戦中に選手情報を確認したり、道路上に道案内を示したりできる。

 今年度中にアプリ(応用ソフト)開発者向けに販売を始め、アイデアを募りながら商品化を急ぐ。10月に大阪市で開かれる大阪マラソンで、テストランナーが装着し、走行距離やタイム、応援メッセージなどを端末に表示する実証実験も行う。一般向けの発売や価格は未定。

 眼鏡型端末は米グーグルや韓国サムスン電子なども開発を進めており、「スマホの次の革新的製品」になるとの期待が広がっている。【高橋直純】

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