クジラ料理:自民党本部食堂のメニューに登場

毎日新聞 2014年09月19日 19時04分

 調査捕鯨継続を求める自民党が19日、党本部の食堂でクジラ料理の提供を始め、同党捕鯨議員連盟(鈴木俊一会長)のメンバーらが試食会を開いた。国際捕鯨委員会(IWC)総会で南極海の調査捕鯨再開を先延ばしする決議が可決されるなど逆風が吹く中、クジラの食文化を守るようPRするのが狙い。

 捕鯨とゆかりが深い同議連顧問の二階俊博総務会長の発案で、同氏からは「いろいろなことを言う外国の人が来日した時は(党本部に)来てもらってクジラをどっさり食わせたい」との挑発も漏れた。

 イワシクジラを使ったカレーを常時提供するほか、毎週金曜日にクジラの一品料理も用意する。

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