小学生３人はねられ １人重体

9月17日 22時26分

１７日午後、東京・世田谷区の住宅街で、軽トラックが道路脇に突っ込んで小学生３人をはね、このうち３年生の女の子１人が意識不明の重体で、ほかの２人も重軽傷を負いました。
警視庁は軽トラックの運転手から事情を聴いて事故の原因を調べることにしています。

１７日午後１時半ごろ、世田谷区代沢で、走ってきた軽トラックが道路の右脇に突っ込み、近くの区立池之上小学校に通う３年生の女の子３人をはねました。
警視庁によりますと、この事故で、３人のうち９歳の女の子１人がトラックと電柱の間に挟まれ、まもなく救助されて病院に運ばれ手当てを受けていますが、意識不明の重体です。
また、ほかの２人のうち、９歳の女の子は右ひじの骨を折る大けがで、８歳の女の子も軽いけがをしました。
警視庁は、軽トラックを運転していた６１歳の自営業の男を過失運転傷害の疑いで逮捕しましたが、けがをしていたため、入院の必要があるとして釈放しました。
警視庁によりますと、「大変なことをした」などと供述しているということです。
世田谷区の教育委員会によりますと、３人は同じクラスで、一緒に下校していたということです。
現場は、京王井の頭線の池ノ上駅から２００メートルほどの住宅街を抜ける通学路で、警視庁は男の回復を待って事情を聴いて事故の原因を調べることにしています。