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人体を超高解像度3Dスキャンしたらスーパーリアルなアートになった(動画あり)

スーパーリアルな「人体のヴァーチャル画像」を巧みに使った音楽動画を紹介。94台の高解像度カメラを使って3Dスキャンしたデータを使っている。

 
 
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TEXT BY MARGARET RHODES
PHOTOS AND VIDEO BY BARNEY STEEL, FBFX, ANALOG
TRANSLATION BY MAYUMI HIRAI/GALILEO

WIRED NEWS (US)

これは写真ではない。

英国のインディーズ・バンド「デュオローグ(Duologue)」の楽曲『Memex』のプロモーション動画(文末に掲載)で最も驚かされるのは、画面に出てくる超リアルな映像のすべてが写真ではないこと。人体(ここでは英国の俳優べリル・ネズビット)でさえも、ヴァーチャルな3Dスキャンだということだ。

カメラがゆっくりとパンするなかで、人肌はまるで風景のように表現され、さまざまな光が影をつくりだす。

これがヴァーチャルリアリティだとわかれば、この動画を見ることは、スーパー・リアリズムのアーティストチャック・クロースの作品を初めて目にしたときと同じような体験になるはずだ。

ロンドンに拠点を置く独創的な制作スタジオのMarshmallow Laser Feastと、視覚効果スタジオAnalog社が、友人のために動画を作成したのは、ヴァーチャル・リアリティ向けの映像制作を深く掘り下げる実験としてだった。


 
 
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