2014.9.18 17:30

楽天・星野監督が退任会見「直接の原因は成績」

試合前、退任会見する楽天・星野監督=楽天球団事務所(撮影・土谷創造)

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 楽天・星野仙一監督(67)が18日、仙台市内の球団事務所で三木谷浩史球団オーナー(49)とともに会見を行い、今季限りでの退任を表明した。

 星野監督は「直接の原因はやはり成績。しかも私が2カ月間も戦場から離れ、ファン、選手、球団に大変迷惑を掛けた。オーナー、社長からはそんな事を言わずに1年、何年でもいいと諭されたが、勝負師としてシーズン中に離れることあってはならないという思いで(退任を)決意した次第です」と神妙な面持ちで話した。

 三木谷オーナーは「今月の頭ぐらいに、監督のほうからソフトに『今季限りで』というニュアンスの発言がありまして、正式に受理したのは今日です。我々としては、来季以降もお願いしたいと慰留を続けた」と説明した。

 星野監督は11年に楽天の監督に就任、13年には球団初の日本一を達成。昨年のオフに3年契約を結んでいたが、腰痛が悪化し、5月26日から休養。胸椎黄色靱帯骨化症と腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた。7月25日の試合から復帰したが、チーム状態は上がらず、低迷していた。