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 鳥取市教委が公募で選びながら名前などが批判され公開を終了していた鳥取城籠城(ろうじょう)戦のマスコットキャラクター「かつ江さん」が、漫画誌「ビッグコミック」(小学館)連載の漫画に2度登場した。市教委が無断利用に遺憾の意を示し、同誌編集部が謝罪する事態になった。今後の使用は認められず、再び「お蔵入り」となったかつ江さん。その経緯を追った。

 かつ江さんが掲載されたのは黒鉄ヒロシさんの連載漫画「赤兵衛」で、8月9日発売のビッグコミック16号と8月25日発売の同17号に登場した。

 16号では「鳥取の渇(かつ)え殺し」と呼ばれる羽柴秀吉による兵糧攻めを説明するシーンで登場。主人公の赤兵衛らが「せっかくこの世に姿を現したのに」「また消えちゃったんだね」などと語り、わずか4日で公開終了となったことをにおわせている。欄外には「あまりに不憫(ふびん)すぎて描いてしまいました」と作者コメントもあった。17号では「三木の干(ひ)殺し」と呼ばれる秀吉の三木城(兵庫県三木市)の兵糧攻めのキャラとして、黒鉄さん創作の「ヒー子ちゃん」を登場させ、かつ江さんとのやり取りを描いている。