脱ジャイアン!プロが教えるカラオケ音痴脱出術
2014年09月18日更新
カラオケといえば、歌の得意不得意に関係なく「お付き合い」で参加せざるを得ないことが多いものです。苦手だから、という理由だけで歌うことを断り続けるのはわりと難しいですよね。
どうせ参加するなら、ちょっとでもうまく歌いたい…!そこで今回は、ボイストレーニングスクール「エートゥ―ナンバーレコード」のチーフインストラクターの櫻井さんに、カラオケで少しでもうまく歌うためのトレーニングやポイントを聞いてみました。
もくじ
- 上手な歌のポイントは「リズム」「音程」「声量」
- リズム感を養うためのトレーニング
- 音程をつかむためのトレーニング
- 高音を出すためのトレーニング
- 声が大きく聞こえさせるためのトレーニング
- カラオケ当日、歌うときのコツ
上手な歌のポイントは「リズム」「音程」「声量」
一般的に、歌の上手さには次の要素が揃っているといわれています。
- リズムがとれる
- 音程があっている
- 声量がある(声が大きい)
これらの要素は先天的なものと思われがちですが、トレーニングにより習得できます。では、そのトレーニング方法をみていきましょう!
リズム感を養うためのトレーニング
裏打ちとは?
普通の4拍子は「1,2,3,4,1,2,3,4」。裏打ちで打つ場合はこの拍との間に「と」を入れて「1と2と3と4と」と数えます。この「と」の部分が「裏拍」です。
この部分で叩くことを裏打ちといいます。裏打ちのリズムは様々な楽曲に使われています。歌の上達のためには是非身につけておきたい感覚です。
裏打ちの練習方法
さっそく裏打ちを練習してみましょう。
まず、好きな楽曲を1曲選びます。足で「1・2・3・4」とリズムをとり、手では「1と2と3と4と」の「と」に当たる部分を叩きます。このリズムを崩さずに、1曲通して続けられるように練習しましょう。
音程をつかむためのトレーニング
1:苦手な音を克服する
自分がどこの音をとれていないかを知ることが大切です。しかし、歌いながら自分自身で音程をチェックすることはとても難しいです。そこで、自分の声をスマートフォンなどで録音しましょう。録音した自分の歌を聴き返すことで、音程をとれていない箇所がよりわかりやすくなります。
音の響きやすい場所のほうが自分の声を聞き取りやすいです。声を出して練習するときは自宅のお風呂場、車があれば車内などで行いましょう。
2:音感を養う
次に、音感を養うための練習法が以下です。「ド」の音を間に挟みながら、以下のように歌います。
- ド→レ→ド→ミ→ド→ファ→ド→ラ→ド→シ→ド→1オクターブ高いド→ド
この練習を始めたばかりのころは正確に音を捉えられないかもしれません。しかし、繰り返し練習をしていくうちに、だんだんと音感が身につきます。
高音を出すためのトレーニング
高音を出すためのトレーニング方法です。
まずは高音部のある歌を、裏声で歌います。正確な音程をだせるようになったら、徐々に地声の割合を増やしていきましょう。段階的に声を出していくことで、喉がポジションを覚えて高音を出しやすくなります。
声が大きく聞こえさせるためのトレーニング
言葉をはっきりと話せば、声は大きく聞こえます。しかし、表情筋がおとろえていると、言葉はこもるような音になりがちです。ここでは表情筋を鍛えるトレーニングをご紹介します。
1:「きゅっ、ぱっ」トレーニング
- STEP1:鼻や目、口、頬などのパーツをすべて顔の中心に寄せるイメージで「きゅっ」と言う
- STEP2:1秒後、中心に寄せたパーツを外に広げるイメージで「ぱっ」と言う
- STEP3:STEP1とSTEP2を8回くり返す
2:「うえっ」「うあっ」トレーニング
- STEP1:唇をすぼめて「う」の形にした後に口を横に開き「うえっ」と言う
- STEP2:唇をすぼめて「う」の形にした後に口を縦に開き「うあっ」と言う
- STEP3:STEP1とSTEP2を交互に8回くり返す
カラオケ当日、歌うときのコツ
さて、いよいよ実践編です。カラオケに行くときには、次の点に気をつけましょう!
ポイント1:マイクは口に対して直角に持とう
マイクを持つときのポイントは、次の3点です。
- 口に対して直角に持つ
- 口とマイクの間は握り拳ひとつ分あける
- マイクが揺れないように、しっかりと手で持つ
ポイント2:冷たい飲みものを避けた方がベター
良い声を出すためには、体や喉を冷やさないことが大切です。ドリンクの氷を抜いてもらうなどして、常温に近いものを摂取しましょう。
烏龍茶やチョコレートなど、人によっては喉にひっかかる飲み物や食べ物があります。個人差があるので一概にNGというわけではありませんが、口にして喉に違和感があるなら、歌う前にはそれらの飲食物は避けましょう。
ポイント3:歌い出しはハッキリと声を出す
歌い出しはハッキリと声を出しましょう。自信があるように聞こえます。
歌い出しに自信がないときは、前奏の中から出だしと同じ音を事前に見つけておきましょう。その音を頭に記憶しておくことで、歌い出しがスムーズになります。
ポイント4:伸ばすところは最後まできっちり伸ばす
音を伸ばすところは最後まできっちり伸ばしましょう。伸ばしている途中で音が下がったり、息が続かなくなったりしてしまわないように気をつけてください。
ポイント5:メリハリをつけて歌おう
曲調の強弱に合わせて声の大きさや強さを変えることも大切です。ほとんどの曲ではボーカルに合わせて伴奏も盛り上がるので、相乗効果により実際よりも声は大きく、うまく歌えているように聞こえます。
今回お話を伺ったのはこの方!
「ATOボーカルスクール」チーフインストラクター・櫻井道子さん
幅広い層のボイストレーニングに対応する「ATOボーカルスクール」の講師を務める。「歌うのが苦手な人は、歌に対して苦手意識を持っていることが多いんです。でも、訓練次第で歌は上達します。苦手だったところを歌えるようになると表情も活き活きしだすので、さらに歌が上手くなるんですよ」と、櫻井さん。
(image by nanapi編集部)
(ライター:高根ちさと)
本記事は、2014年09月18日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


