せっかくのタッチパネルを無駄にしないナイスアイデア。
人間の顔にiPad miniが張り付いているというのはかなりインパクトがある絵だが、AirVRはiPad miniやiPhone 6 PlusでOculus Riftのようなヘッドマウントディスプレイを実現するアダプターだ。例によってディスプレイが至近距離で見えるように接眼レンズを内蔵しており、競合品としては以前紹介したGoogle Cardboardやハコスコがあるが、AirVRの優位点はベルトが付いていることだけではない。iPad mini版では描画に使わない領域を活かせるよう画面に触れられる隙間が開けてある。ここにボタンを配置することで、AirVRを着脱せずともタッチパネルを操作系として活かそうというアイデアだ。操作をどう設定するか困るHMDだけに、シンプルだがアプリ次第で化けそうなアイデアである。
Kickstarterでは現在資金を募集している。ビジュアルが気に入らない人もこの形状ならカスタマイズしやすそうな作りになっているのはむしろプラスポイントかもしれない。
Via.AirVR