まずバブル期ですが、自家用車を購入するにあたっての重要視する点はこんなイメージ
●バブル期には若者は争って車を買いました。車を持ってないと彼女はできませんでした。よって車のデザインとかそんなものは考えず「もてそうな車」を買いました。本当はAudiとかBMWが良かったのですがお金がそこまで無いので男の48回払いでハイソカーです。
●自己主張というのは「俺は金あるんだぜ」的にメルセデスやソアラ買ったり、「おれはおしゃれだぜ」とフランス車やイタ車に乗ったり、「俺は怖いよ」とでかいメルセデスにスモーク張って乗ったり、はては族車のシャコタンまで含まれます。ある意味、デザインを気にするのはここのジャンルです。ヤンキーも趣味がいいか悪いかは別としてこだわってました。
●趣味と家族は、スキーとかサーフィンとか、釣りとか家族でドライブというように、なんらかの使用目的があって車を買う場合です。
●資産としては、バブル期にはポルシェ959とかフェラーリからはじまり、資産として考えて持つ人が結構いました。(遠い目)
んで、現在はコレ
20代の男子の過半数が異性と付き合ったことが無い。都会に住んでる若者は免許さえいらないと思っている。田舎のマイルドヤンキーは若くて結婚するし出生率も高い。しかし昔のヤンキーとは違い、きちんと働いて生活している。若くて結婚して子供もいるのでワンボックスが憧れの的。都会の若者はそもそも車に興味が無い。お金があっても車は買わない人たちが一杯。趣味のために買う人たちも、車の内容積はできるだけ大きい方が良いのでミニバンが欲しいと思う。
しかしマジヤンキーの滅亡により、自己主張で車を買う人たちは都会に集中し、国産車では自己主張できないので外車を買う。だから外車バカ売れ。この数は一定数いるが、若年層では無くてバブル期に10〜20代だった層が移行して40〜50代になっているのです。つまりこれからはこの層は減少していく。
その反面「移動手段」としてのみ車を考えている人たちは、ハイブリッドのコンパクトカーか軽になる。
こんな感じで「デザインで車を買う」人たちはどんどんと減少していき、「ユーノスロードスター」が出て「かっくいいーーー、ほしい〜」ってソーシャルではみんな言うけど「じゃ、お前買えよ」というとシーンとなります。Teslaも同じだと思います。こういうのを「買う買う詐欺」と言います。www 実際ユーノースロードスターを自腹で買って乗ったこともありますが、買い物にも行けない(荷物が入らない!!)ので3ヶ月で売り払いました。
支離滅裂になってまいりましたが、日本で一時ミニバンばかり、いまはコンパクトのハイブリッドになったのは、自家用車を選ぶ第一判断基準がデザインではないからなのです。都会の人はお金はあるけど駐車スペースはない。田舎はその反対です。ユーザーの目的意識にあわせてメーカーが商品を作るのは至極当たり前で、「ではもっとデザインのいいミニバンを作れ」と言われても、マイルドヤンキーはぎんぎんギラギラのアルファードが大好きなのです。いま売れてるヴォクシーだって、トヨタのリリースの写真はコレだよ
ブラッキッシュアゲハガラスフレーク!!!!
中国でAudiやメルセデスがバカ売れしてるのも、デザインに惚れられたわけではなくて、「自分は金持ってるぞ」「成功したぞ」という自己主張のために買われるんじゃないかな? そんなわけでデザインだけで車を語るのはヨーロッパだけじゃないかなと思うのでした。
ところでライトニングケーブルの予備を買おうと思ってAmazon見たら、いまやこんな価格なんだ!!評価は5と1に真っ二つ。 数本買って当たりが出ればいいやという感覚なのか!!
FOLLOW US