上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- 
今回の出産で、私は、病院ではなく、助産院というところを選びました。今日は、時間もあるので、助産院での出産に至る経緯について、触れたいと思います長いので、あしからず


出産は、助産院で。
ということを、妊娠前から密かに決めていた私
きっかけは、高野優さんが書いた『高野優の無敵な母子手帳』という本彼女の妊娠・出産体験をコミカルに書いている本です。お子さんを助産院で出産したことが書いており、病院ではないところで、子供が産めるんだ~というのが第一印象。それから、助産院というところに興味がわき、調べて行くうちに、『妊娠したら、自然なお産ができる助産院で出産しよう!』と決めました

ここでいう”自然”は、巷に聞く、『陣痛促進剤』『会陰切開』『浣腸』『剃毛』などをルーティンとしない出産のことです。今では、ほとんどの産科で行われているルーティンワークは、助産院では必要最低限におさえられ、産後の回復も違うことが分かりました

ただ、病院ではないので、医療介入ができません健康な妊婦しか出産できないし、妊娠中に何か異常(高血圧等)が判明したら、病院への転院となります。妊娠前も、妊娠中も健康に過ごせた私は、第一関門クリアってところでしょうか

私が選んだ、『のぞみ助産院』は、そんな自然なお産がしたいと思う妊婦にとって、理想の助産院の一つと言えるます開業から25年以上の歴史を持つ、のぞみ助産院。ご自身も4人のお子さんを産んでおり、肝っ玉母さんそのものの院長先生が、初診から、出産・退院までの全ての経過を一人で見てくださいます。検診を重ねる毎に、先生に対する信頼が強くなり、出産に対する不安が軽減されます

性格もさることながら、先生の技術にも圧倒されました私自身、逆子を3回も治して下さったり、赤ちゃんのへその緒が頭の下に来ていると言われ、それも手で治してもらいました。(もちろん、お腹の上から!どうやって触っただけで分かるんだろう!?)病院で逆子と判明したら、逆子体操を教えられるくらいで、治らなかったら、即、『帝王切開』です。『産道を通って産まれてきた子供は強く育つから、なるべくなら、自然分娩が望ましい』と、先生はいつもおっしゃいます。それにしても、先生の知識・技術には圧倒されます

また、分娩にかける時間も人それぞれだと思いますが、むやみに促進剤を使うのではなく、自然に任せて産まれてくるのを介助して下さいます。病院で『会陰切開』が行われるのは、”母体の負担を軽減させ、赤ちゃんを早く出すため”だそうです。実際のところ、医師の介助時間を短くする為というのが半分本音ではないかと私は思います

時間をかけて、産道を通った赤ちゃんは、皮膚が十分に刺激され、また、酸欠状態で産まれてきます。お腹の外に出た瞬間、今まで閉じられていた肺が、めいっぱい広がって、肺呼吸を思いっきりするそうですもちろん、すぐ出してしまった方が、母体は陣痛から解放されるかもしれませんが、産まれてくる赤ちゃんをよりよい状態で迎えてあげられるためには、母親としてのがんばりどころかな~と思いますまた、分娩に時間をかけることで、会陰が伸び、無駄な切開をしないで済むので、大切な部分を針で縫うということをしなくても済みます。それに、出産より、会陰切開後の縫合が痛いという話はよく聞きます

私自身、実際に出産を体験してみて、陣痛は想像していたより痛くなかったのが一番の感想です生理痛の痛み×10倍ってところでしょうか。しかも、よく、『火がついたボーリングの球を押し出す感じ』と言われていますが、水中で産んだ為か、焼け付く(?)痛みは感じませんでした。もちろん、痛いですが、その痛みは確実に忘れます(笑)母は強し!!(笑)


このように、何事も理由があるのだということを、何気なく決めた助産院で、日々学ぶことになるとは、想像もしていませんでした医療介入に反対ではありませんが、母体や赤ちゃんの負担を考えると、なるべく”自然”に産む事が理想なのかなと思いました。また、最近では病院でも、自然に則したお産を目指しているところも多いと聞きますこうした医療機関は、これからの妊婦さんにとって、とても心強いですよね

妊娠経過中もしくは出産中に、万が一の異常があって、最終的に医療に頼る出産となったとしても、それはそれでしょうがない。最後までベストを尽くして、医療介入となっても、納得しようと思っていました最終的には、自分が満足できるお産だったので、時間はかかりましたが、『安産』だったと言えます

長くなりましたが、出産後も、母乳マッサージなどのアフターケアがしっかりしている『のぞみ助産院』、結構おすすめです
FC2 Management

2008.02.13 


Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。