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スコットランド独立「慎重に判断を」、英女王が初めて言及

2014年09月16日 15:19 発信地:ロンドン/英国

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スコットランド独立「慎重に判断を」、英女王が初めて言及 ▲ キャプション表示
×英スコットランド(Scotland)エディンバラ(Edinburgh)で、スコットランド独立への反対を訴えるデモ行進の開始前に、独立反対派の人が見せたエリザベス女王(Queen Elizabeth II)のステッカー(2014年9月13日撮影)。(c)AFP/BEN STANSALL
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【9月16日 AFP】英北部スコットランド(Scotland)の独立の是非を問う住民投票について、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が「慎重に考えて」判断してほしいとコメントしたと、英メディアが14日伝えた。

 報道によると、女王はスコットランドのバルモラル城(Balmoral Castle)近くの教会で礼拝に出席した後、人々と交流した際に、「将来については非常に慎重に考えてほしい」と述べたという。

 スコットランド独立をめぐっては、18日の投票日を目前に賛成と反対が拮抗しており、双方とも浮動票の獲得を狙って最後の呼び掛けを行っている。

 独立を訴えるスコットランド民族党(Scottish National PartySNP)は、独立後も英女王を元首とするか否かは有権者の判断にゆだねるとしている。

 女王が住民投票の行方を憂慮していると報じられたことを受け、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は9日に声明を発表。「英国王の憲法上の中立性は、わが国の民主主義において確立された原則であり、エリザベス女王が在位中を通して実証していることだ」と述べ、女王はスコットランド独立に関しては中立の立場だと強調した。(c)AFP

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