デジタルとアナログの最適な役割分担とは。
「PLAYFUL BOOKS」はSTARRYWORKSが開発したiPhoneと組み合わせて使う次世代の絵本。まず本の終端に専用アプリを起動したアプリをセット、あとは絵本をめくるだけで、ぺーじに合わせたエフェクトをつけてくれる。ページごとにBGMが変わったり、ノックするとノックし返してくれるなどiPhoneそのものの機能を使った演出から、AppleTVやPhilips hueと連動し部屋の照明を変化させるなど幅広い演出を実現している。ちなみにページの判別は、ページ端に空いた穴のパターンをiPhoneのカメラで撮影することで認識しているようだ。
以前iPhoneが登場した当初にリリースされたPhoneBookというプロダクトも絵本とiPhoneを組み合わせたものだったが、iPhoneの画面をそのまま使うというコンセプト故に絵本部分がオマケのような印象があった。しかしPLAYFUL BOOKSはディスプレイを使わず、絵は絵本で、インタラクションはiPhoneで、というお互いを活かした適切な役割分担ができているように感じる。PLAYFUL BOOKSは「くれよんのかくれんぼ」「こん こん こん」の2種類がそれぞれ日本語版/英語版が用意され10月末発売予定。