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<都議会>やじ問題で超党派議連再開 会長発言に疑問も
毎日新聞 9月16日(火)21時5分配信
女性蔑視のやじ問題に揺れた東京都議会で16日、超党派の「男女共同参画社会推進議員連盟」の総会が開かれた。やじ問題を受け、17日の第3回定例会開会を前に約5年ぶりに活動を再開したが、議連会長が「結婚したらどうだと(プライベートなら)僕だって言う」などと語り、女性議員から「理解できない」との声が上がった。
【塩村文夏都議インタビュー】議場から反論しなかった理由
会長に就任した自民党の野島善司議員(65)は総会後、記者団からやじ問題への対応を問われ「それぞれが議員としての矜持(きょうじ)と自律性を持ってやっていく話だと思う」と述べたうえで「女性に対して、今回で言えば『結婚したらどうだ』という話でしょ。僕だって言いますよ、平場では」と発言。「平場」の意味については「まったくのプライベートなということ」と説明した。
これに対し。議連の総会に出席した野党会派の女性都議は「発言の本質は、子供がいない人に『子供をつくらないのか』と言ってしまうのと同じ。相手が男女にかかわらず踏み込んではいけない話だと認識しないといけない。そういう(取材の)場所で発言することも理解できない」と語った。
同議連は1999年2月発足。2009年度からは活動を休止していた。
6月の本会議では、みんなの党の塩村文夏議員(36)に鈴木章浩議員(52)=自民党会派を離脱=が「早く結婚した方がいいんじゃないか」と発言した。【武本光政、竹内良和】
最終更新:9月16日(火)23時22分
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