韓国、「創業意志」強いが「資金・技術」不足

韓国、「創業意志」強いが「資金・技術」不足

2014年09月16日09時40分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国の創業生態系は主な競争国に比べて脆弱だという評価を受けている。政府が15日、大企業と手を組んで創造経済革新センターを拡大スタートさせることにした背景の1つだ。

  先月末、創業振興院が出した「韓中日創業・ベンチャー生態系の比較研究」報告書によれば、韓国は「供給中心型」で創業生態系が組まれている。創業しようとする意志は強いが、これを後押しする制度や資本・技術が不足しているということだ。一方、投資の誘致が容易な中国は「市場中心型」、核心技術を確保している日本は「技術中心型」、さまざまな創業要素がバランスを取っている米国は「バランス型」の生態系だ。

  韓国は創業の土台である特許出願数が1人あたり0.41件(2012年)で世界最高水準だ。しかし知的財産権(IP)の貿易収支は49億5000万ドルの赤字だ。量は多いが使うに値する知的財産権は不足しているということだ。一方日本は、特許出願数が1人あたり0.27件に過ぎないが、IP収支は120億ドルに達する。世界的な核心技術を確保しておけば技術基盤中心の創業が活発だ。

  アイデアを事業化する時に必要なエンジェルキャピタルは、韓国が年500億ウォン程度だ。国内総生産(GDP)規模を考慮しても米国の40分の1に過ぎない。一方中国は大学技術持ち株会社がエンジェルキャピタルの役割を果たしている。中国はGDP対比の企業買収・合併(M&A)規模が0.279%で米国(0.257%)を上回り、投資金の回収手段である企業公開(IPO)も韓国・日本より活発だ。創造経済研究会理事長のイ・ミンファKAIST(韓国科学技術院)教授は「M&AとIPOは投資金の回収を助けて創業の好循環輪を作るという点で、中国の創業生態系が韓国・日本に比べて躍動的」としながら「中国は特許出願数が少なくIP収支が赤字だが、技術的な潜在力は韓国を上回っている」と説明した。
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