インターネット関連の制作、外注先企業探しなら

登録無料 MAKEPOアウトソーシング検索会員限定!クライアントに販売可能な商材を2割引で卸売│ビジネスパートナー制度

ディレクターズブログ

バイラルメディア バイラルメディア

【概要編】 Web業界で今注目のバイラルメディアについて知っておこう!

いまウェブ業界で話題のバイラルメディア。言葉は聞いたことがあっても、詳しくは知らない方も案外多いのではないでしょうか? そこで今回、バイラルメディアを【概要】【実例編】【収益化編】【UI編】の4回に分けて解説していきたいと思います。


バイラルメディアとは?

バイラル(Viral)とは日本語訳すると、「ウイルス性の」「感染的な」という意味になります。「バイラルメディア」とはFacebookやTwitterなどのSNSの情報拡散力を利用して、話題性のある動画や画像を中心に、ウィルスに感染したかのように短期間で爆発的なトラフィックを集めることを目的としたメディアのことを言います。俗に言う「バズる」コンテンツ、主におもしろ画像、感動的なストーリーなど、思わずシェアしたいと思う様な内容で構成されます。
b1-1.jpgUpworthyより)

アメリカでは去年から爆発的な人気を誇っており、日本もそのトレンドに追従する形で様々なサービスがいま立ち上がり始めています。


バイラルメディアの特徴


短くてシンプルな記事

例えば、刺さる動画メディア「dropout」での記事紹介は、以下のようにタイトルと動画、その下にソーシャルボタンのみです。アイキャッチ画像もなく、記事をクリックして専用のURLを開く必要もありません。
b1-2.jpg このようにシンプルにすることで、記事はよりアクセスしやすくシェアしやすい形としているのが特徴の1つです。


拡散はSNS

これまでのウェブメディアは検索エンジンからの流入経路が主でしたが、バイラルメディアではFacebook、TwitterなどのSNSを利用します。キーワード検索などで来るSEOはほとんど考えられていないと言っても過言ではありません。
Fotolia_54780656_Subscription_Monthly_M.jpg SNSで拡散するために、内容はシェアしやすく共感のもてる記事、インパクトの強い記事が中心となり、いわゆる「バズる」状態を目指します。


スマホで見やすい

b1-3.jpgdropoutより)

多くのユーザーはSNSをスマホ・タブレットで見ています。そのためサイト自体もスマホで見やすくシンプルにし、シェアボタンを押しやすくしているのが特徴です。


コンセプトをはっきりさせる

バイラルメディアで最も重要なのが、「何のためのメディアなのか?」という点です。そのメディアがどんな共感を呼びたいのかを示すことで、タイトルからすぐに内容がわかり共感→シェアされるという流れをスムーズにできるでしょう。

※バイラルメディアのコンセプト例
  • Whats
    「人々がいまだ気づいていないが、価値あるコンテンツを届ける」
  • Spotlight
    「人々の心を動かすコンテンツを発掘するWebメディア」
  • CuRAZY
    「笑うメディア」


「アンバサダー」という仕組み


b1-4.jpg TABI LABOは、カルチャーからライフスタイル、トレンドにテクノロジー。おもしろいモノ、感動するコト、刺激的なキーパーソンなど、世界で起きているあらゆるトピックを扱う「世界とつながるネクストマガジン」です。

コンセプトは、「リアルタイムで世界とつながり、まるで世界を旅するように未だ見ぬ新しい自分を探求する。」
b1-5.jpg TABI LABOでは世界各国にいる旅人や旅行者、ノマド、海外にくらす日本人の方々など、世界からリアルな情報を発信する「アンバサダー」たちから成り立っています。アンバサダーたちには特権を与え、その人たちに積極的にインフルエンサーとなってもらうことを狙っています。


アンバサダーとは?

アンバサダーとは、英語で「大使」「使節」という意味です。メディアにおけるアンバサダーは、そのメディアのファンとして、またインフルエンサーとして口コミなどでその評判を広める存在となります。TABI LABOのように記事提供をしてくれるケースもあります。
b1-6.jpg アンバサダーが多く集まれば集まるほど、拡散力は大きなものとなります。アンバサダーに、ソーシャルメディア上で商品やサービスの話をしてもらうことは、この無関心層を振り向かせるのに非常に有効です。バイラルメディアにおいてはアンバサダーの存在がとても重要となるのです。


バイラルメディアに対する批判

バイラルメディアは他からのものをそのまま使っているケースが多く、著作権に関して問題が起こりやすくなっているのも事実。
中には引用の度を超え、ほぼ丸パクリの状態で公開されているケースもあります。他人の著作物をキュレーションと称して載せ、そのトラフィックで広告収入を得ようとすることに対して批判の声もあるようです。
※参考

しかし一方で、バイラルメディアの表現力や仕組みによって、「価値があるのに埋もれてしまっているコンテンツ」を大きく広めることができるという見方もあります。
b1-7.jpg バイラルメディアの1つである「Spotlight」は、「発掘メディア」というコンセプトをもっており、ここで取り上げられたことで多くの人々に知られ、コンテンツ主に喜ばれたケースもあるようです。

スマホユーザーの利用者が増加し、電車の中や待ち時間時間などに「サクッと」見られるコンテンツが多い、バイラルメディアは今の時代に非常に適していると言えます。しかし、コンテンツが引用中心のため、著作権の問題などが今後も課題となりそうです。




さいごに

今回はバイラルメディアの概要についてお伝えしていきました。次回は国内外のバイラルメディア実例をご紹介します!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
   

関連記事

 

ウェブ制作のノウハウ足りてますか?

通勤中の情報収集に!

メルマガ登録

いますぐ新着情報を知るなら

記事だけ知りたい!

RSS登録